class of 2019:TOPガードの1人、ニコ・マニオンがアリゾナ大にコミット


class of 2020から2019に学年変更をしたニコ・マニオン。
既にイタリアのフル代表も経験している学年屈指のスコアリングガードです。
9月8日には進学先をアリゾナ大とマーケット大の2校に絞ったことを本人のTwitterで公表していましたが、9月14日に遂に進学先を決定。

マニオンが選んだのは、彼の地元にあるNCAA屈指の強豪校アリゾナ大。
昨年はリクルートに絡んだ贈収賄のスキャンダルに見舞われ、シャリーフ・オニール(UCLA)、ジャボン・クイナリー(ビラノバ大)がコミットを撤回。

今年もリクルートに苦戦することも考えられましたが、マニオンの獲得で好スタートを切りました。


"レッドマンバ"ニコ・マニオン


"レッドマンバ"の異名を持つ高校屈指のスコアリングガードのニコ・マニオン。
ESPNランキングでは、コール・アンソニーに次ぎ、PGとして学年2位、学年全体で11位の高評価を受ける選手です。

父は元NBAプレーヤーのペース・マニオン。
母親がイタリア人の元プロバレーボール選手で彼自身もイタリア生まれ。
2017年にはU16USA代表メンバーの選考に漏れた後に、イタリア代表としてU16ヨーロッパ選手権に出場。
出場選手中最多となる平均19.9得点を上げる活躍を見せました。
今年の夏には対オランダ戦でイタリアのフル代表デビューも果たしています。

アリゾナ大のリクルートにマニオン効果も

ニコ・マニオンのAAUのチームメイトには、同じくclass of 2019でTOP10の評価を受けるオーストラリア出身のウイング、ジョッシュ・グリーン(IMG Academy)がいます。
グリーンの進学先候補にもアリゾナ大の名前があり、グリーンは10月の中旬にアリゾナ大を公式訪問の予定。
グリーンの訪問にはマニオンも同行するとの噂も出ています。

グリーンはマニオンの友人であると共に、IMG Academyに転校する前にはアリゾナのチームでプレーしており、アリゾナ州に所縁のあるプレーヤー。
今年のデューク大はトレイ・ジョーンズの勧誘により、R.J・バレットとザイオン・ウィリアムソンの獲得に成功したという話もあり、マニオンの勧誘次第ではグリーンもアリゾナ大に加入する期待があります。

昨季はFBIによる贈収賄捜査に揺れたアリゾナ大でしたが、早くも人気校の地位に戻ることが出来るかもしれません。


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