AP preseason All-Americaが発表。八村塁は入選を逃す。

AP通信がpreseason All-Americaを公表。
全国の記者投票により、6人の選手が選出されました。(本来は5人ですが、今回は5位のケイレブ・マーティンとイーサン・ハップが同票で入選。)

NBCSportsとBlue Ribbon College Basketball Yearbook選出のpreseason All-Americaに入選していたゴンザガ大の八村塁ですが、今回は落選となりましたが、10票を獲得し、9位という結果となりました。

今回選出された6名は、R.J・バレットを除くと既にカレッジで多くの実績を残してきた選手ばかり。
この選手達に続き9位の票を獲得したことは、十分に大きな実績です。

パデュー大のカーセン・エドワーズが最多得票を獲得


並みいるスタープレーヤーを押しのけ、最多得票63票を獲得したのは、パデュー大のジュニアガードのカーセン・エドワーズ。
昨季の時点で平均18.5得点3.8リバウンド2.8を記録し、カレッジ最優秀SGに贈られるジェリー・ウェスト賞も獲得している選手です。

シーズン終了後にはNBAドラフトにアーリーエントリーし、ドラフトコンバインにも参加しましたが、撤退し今季もパデュー大でプレー。
コンバインでの計測結果は裸足身長が179.7cmと、コンバイン参加選手の中で最小の結果に。
ウイングスパンは198.8cmと優秀な結果でしたが、次のレベルで成功するためには、PGとしてのスキルを磨く必要があるでしょう。

主力の多くが卒業でチームを去ったパデュー大。
如何にエドワーズが活躍を見せても、強豪ひしめくBig Tenで好成績を残すことは容易ではないでしょう。

デューク大のR.J・バレットがフレッシュマンで唯一の入選


既にカレッジで多くの実績を残している選手が選出される中、デューク大のR.J・バレットがフレッシュマンで唯一選出されています。

カナダ出身のバレットは、U19ワールドカップでMVPを受賞し、所属校のMontverde Academyを全米招待優勝に導いた高校NO1プレーヤー。
高い身体能力とオールラウンドなスキル、そして何より無類の勝負強さを誇る選手です。

今年のデューク大はプレシーズンランキング4位に付け、NCAAトーナメントで上位進出が期待されるチーム。
フレッシュマン主体で経験が乏しいデューク大の中で、エースとしてチームを牽引する活躍がバレットには求められますが、バレットはその高い要求に十分応えることが出来る才能と技術を備える選手です。


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