八村塁が21得点の活躍も、ゴンザガ大はテネシー大にシーズン初黒星
DOWN GOES NO. 1! 👀— NCAA March Madness (@marchmadness) 2018年12月9日
No. 7 Tennessee knocks off No. 1 Gonzaga for the program’s first win over a No. 1 since 2010! pic.twitter.com/IIF5HFurXI
テネシー大はカレッジ最優秀選手候補のフォワード、グラント・ウィリアムスを擁しタフなディフェンスを武器とする侮れないチーム。
ゴンザガ大は後半にリードを奪うも、テネシー大のシニア、アドミラル・スコフィールドの30得点の活躍の前に76-73で逆転負け。
シーズン10戦目にして、今季初の黒星を喫しました。
注目の八村はチーム最多タイとの21得点を記録しましたが、同点をかけて放った試合最後の3PTを決めることは出来ず悔しい敗戦となりました。
ゴンザガ大は次戦でもAPランキング12位のノースカロライナ大(UNC)との対戦が予定される厳しいスケジュールですが、何とか悪い流れを断ち切ってほしいですね。
スコフィールドがキャリアハイの活躍でゴンザガを撃破
序盤主導権を握ったのはテネシー大。
タフなスケジュールから来る疲れのせいか、ゴンザガ大は軽いプレーが目に付き、タフなディフェンスを展開するテネシー大の前に苦戦。
開始3分半で3-12と大きくリードを奪われます。
徐々にギアを上げたゴンザガ大は八村を中心にテネシー大を猛追。
前半残り7:47には、速攻から八村がダンクを叩き込み、22-21で逆転に成功します。
ゴンザガ大が徐々に主導権を握り、前半3:20にはコーリー・キスパートの3PTで33-26までリードを広げます。
しかし、この日はイマイチ流れに乗り切れなかったゴンザガ大。
その後前半終了まで追加点を上げることが出来ず、テネシー大のジョーダン・バウデンに逆転のブザービーターを決められ、34-33の1点ビハインドで前半を終えます。
後半に入るとゴンザガ大のブランドン・クラークが躍動。
連続得点を上げ、41-36と再逆転に成功します。
流れを掴み切りたいゴンザガですが、不用意なTOも散見され、中々リードを広げることが出来ません。
追いかけるテネシー大はスコフィールドがコンスタントに得点を上げ続け、ゴンザガ大を追走。
ジリジリと間合いを詰め、後半残り3:16にはスコフィールドの3PTで68-68の同点に追いつき、残り1:17には再度スコフィールドの3PTで73-71でテネシー大が再逆転。
食い下がるゴンザガ大はエース八村にボールを集め、残り45.8秒には八村が獲得したFTをキッチリ2本沈め73-73とタイに戻します。
しかし、テネシー大は続くオフェンスで再度スコフィールドが3PTを沈め、残り22.1秒で76-73。
ゴンザガ大は同点の3PTをザック・ノーベルJrに託しますがミス。
テネシー大のFTが落ち、リバウンドを奪った八村がそののままフロントコートに持ち込み、同点を狙った3PTを放ちますがこれも決まらず。
ゴンザガ大は76-73でシーズン初の黒星を喫しました。
この日の主役は間違いなくテネシー大のスコフィールド。
前半は5得点に終わりましたが、後半に爆発しキャリアハイの30得点。
勝負所での彼のシュートは見ているこちらも全く落ちる気がしませんでした。
カレッジ最優秀選手候補のウィリアムスも、試合終盤にファールアウトでコートを去りましたが、16得点12リバウンド7アシストとオールラウンドに活躍し、チームを牽引していました。
ゴンザガ大は八村が21得点8リバウンド、クラークが21得点9リバウンドと気を吐きましたが、司令塔のジョッシュ・パーキンスは0得点。
起爆剤のノーベルも前半不発で13得点に終わりました。
強豪とのゲームが続いた疲れからか、立ち上がりが非常に悪く、流れが良くなったところでもミスが目立ち、リードを広げきれない嫌な展開のゲームでした。
これでシーズン初黒星となりましたが、ゴンザガ大の所属カンファレンスにはライバルと言えるチームが無く、トーナメントを考えると今の内にタフなチームと試合をしておいて良かったかなと。
中心選手のキリアン・ティリーが不在もあり、強豪との試合ではノーベルJrが爆発してくれないとキツイですね。
次戦も強豪UNCとの対戦となる厳しいスケジュールですが、何としても連敗は避けたいところ。
UNCのエースでカレッジ屈指のPFであるルーク・メイと八村のマッチアップにも注目です!
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