ここまでのザイオン・ウィリアムソン
FINAL. #DukeWins 💪💪💪💡💡💡🗽🍎🔵😈 pic.twitter.com/Xt9ZIJRfud— Duke Basketball (@DukeMBB) 2018年12月21日
ここまでの12試合で平均26.2分19.8得点9.4リバウンド2.3アシスト1.9ブロック2.1スティールと期待に違わぬプレーを見せています。
SNSでは、彼の驚異的な跳躍力によるハイライトプレーばかりが取り沙汰されていますが、彼のプレーの魅力はそれだけではありません。
期待以上のプレーを見せてくれている反面、予想されていた通りの弱点もあり、ここまでのザイオンのプレーへの雑感をまとめます。
ザイオン・ウィリアムソン
モンスター級の身体能力をディフェンスで遺憾なく発揮
ダンクに注目の集まるザイオンですが、ディフェンスでのインパクトも規格外。
ド派手なブロックのイメージは強いですが、クイックネスを武器にスティールも1試合2.1個と超優秀。
ここ直近の4試合中3試合でダブルダブルを達成。
RJ・バレット、キャメロン・レディッシュとオフェンス面でのインパクトを与えることの出来るチームメイトに囲まれる中で、ディフェンスでの存在感日に日に増しています。
また、ルーズボールにも身を挺して飛び込む等、チームプレーヤーとしてはシーズン前の予想を遥かに上回るプレーを見せてくれています。
アウトサイドシュートの精度は...
SNSでは3PTを成功している場面が流れているザイオンですが、実際の所3PT成功率は16.7%と壊滅的。
しかし、FT成功率は70.8%と一定以上の水準にあり、決してシュートセンスが無い訳ではありません。
インサイド近辺でのシュートタッチは良く、速攻でのダンクやアリウープが多いこともありますが、FG成功率は驚異の65.2%を記録中。
これだけのFG成功率を残すことが出来るのであれば、3PTを打つ必要が無い気すらしますが...
オールラウンダーとしての素養は?
高校のフレッシュマンまではPGとしてプレーしていたザイオン。
ハンドリングやパッシングのスキルもインサイドプレーヤーとしては平均以上の技術を備えています。
ドライブでは方向転換は得意ではありませんが、抜群のクイックネスでマッチアップのインサイドプレーヤーを一瞬で置き去りにする切れ味を見せます。
1試合平均2.3本のアシストもカレッジのインサイドプレーヤーとしては優秀な数字。
予想外のアシストを見せることはありませんが、ディフェンスの位置を見て適切なパスを供給する視野と技術を持ち合わせています。
期待以上のスケールを見せる
高校時代のザイオン・ウィリアムソンは、圧倒的なハイライトプレーを見せてはいましたが、全米級の強豪校と対戦が乏しく、私的には彼がD1のトップレベルの選手相手に苦労をするだろうと予想していました。
ザイオンはシーズン開幕から、他に類を見ない身体能力を武器に抜群の存在感を発揮し、予想を良い意味で裏切ってくれました。
アウトサイドシュートという決定的な弱点こそあれど、攻守両面で貢献の出来るプレーヤー。
年明けからカンファレンスゲームが始まりますが、強豪ひしめくACCでのプレーで彼の真価が問われることになるでしょう。
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