デューク大対フロリダ州立大:キャメロン・レディッシュの3PTでデューク大が逆転勝利
— NCAA March Madness (@marchmadness) 2019年1月12日
FSUはオフェンスでの絶対的エースは不在ですが、サイズとフィジカルを備えたタフなチーム。
試合はリードが何度も入れ替わるシーソーゲームとなりましたが、デューク大のフレッシュマン、キャメロン・レディッシュが試合時間残り0.8秒に逆転の3PTを沈め、デューク大が80-78で勝利を収めました。
レディッシュがスランプを脱し23得点の活躍
前半にデューク大のザイオン・ウィリアムソンが目を負傷し、後半を丸々欠場。
FSUのファンで埋まった完全なアウェーの中、ザイオン不在のデューク大はFSUにインサイドの主導権を握られ、後半はFSUが優位に試合を展開します。
劣勢の中ステップアップしたのが、デューク大のフレッシュマンのRJ・バレットとレディッシュ。
バレットはエースモードのスイッチを入れドライブからファールを獲得しFTで得点を重ね、レディッシュも高確率の3PTで援護射撃。
バレット32得点、レディッシュ23得点でデューク大の総得点7割近くを2人だけで叩き出しました。
残り時間2分を切っても76-76の同点と緊迫した試合の中、レディッシュが痛恨のTOを犯し、続くFSUのオフェンスでもシュートフェイクに引っ掛かりマッチアップのPJ・サボイに3本のFTを献上してしまう致命的なミス。
このFTをサボイが2本成功し、FSUが残り15.8秒で78-76と2点のリードを奪います。
デューク大は同点を狙いバレットがドライブからシュートファールを誘いFTを獲得。
1投目を沈め、リングからこぼれた2投目はFSUのタッチでエンドラインを割り、残り2.8秒でデューク大ボール。
両校がタイムアウトを取り、迎えたエンドスローからのプレーでFSUはバレットとペイントエリアのディフェンスに集中。
右45度でワイドオープンになったレディッシュにボールが渡り、美しいフォームから放たれたシュートは当然の様にリングを通過。
FSUも逆転を賭けエンドスローからのラストプレーを狙いますが、シュートまで持ち込むことが出来ずに試合終了。
デューク大が80-78で激戦を制しました。
直近6試合で平均7.7得点とスランプの続いたレディッシュ。
この試合では攻守に渡りいつも以上にエネルギッシュにプレーし、23得点3リバウンド3アシスト1スティール1ブロックの活躍でザイオン不在の窮地を救いました。
ザイオン、バレットの活躍に埋もれていますが、レディッシュも高校時代は学年NO3の評価を受けたプレーヤー。
ガードのスキルと高精度のアウトサイドを備え、サイズ・ウイングスパンも高水準。
将来性ではザイオンとバレットをも上回るとの声もあります。
ザイオンやバレットとはプレースタイルが異なり、2人との共存も可能。
この試合を機にレディッシュが復調し、ザイオン、バレットとのBIG3体制が確立されると他のチームにとっては悪夢になるでしょう。
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