オレゴン大のボル・ボルが故障でシーズン終了へ

Playing for my dream school under my favorite Coach Altman has been the Best part of my life and sadly it has come to end sooner than I would Like but thank you for all those who rocking with me & all Oregon fans 💚💛thank you #GoDucks pic.twitter.com/qYnjKO0p6x

— Bol (@bolmanutebol) 2019年1月3日

NBA選手だったマヌート・ボルを父に持つ、オレゴン大のフレッシュマンセンターのボル・ボル。
2019年のドラフトでも上位指名が予想される選手ですが、左脚の負傷の為ここ数試合を欠場していましたが、手術が必要となりシーズン終了までに彼の故障が完治することはないようです。

ボルはシーズン終了後にアーリーエントリーでNBAドラフトに参戦する模様です。

ボル・ボルのドラフト指名順位は？

父譲りの身長と圧倒的なウイングスパンを武器にカレッジを席巻したボル。

昨年の Nike Hoop Summitでの身体測定では、下記の様な結果を残しています。

身長(裸足)：215.9cm
体重：100.7kg
ウイングスパン：228.6cm
スタンディングリーチ：289.6cm

昨年のドラフトでスタンディングリーチのドラフトコンバイン記録を塗り替えたモハメド・バンバの数字が293.4cmだったので、ボルもNBA屈指の高さを持つ選手となります。

また、ここまでのスタッツは

平均出場時間：29.8分
FG%：56.1%
3PT%：52.0%
FT%：75.7%
平均得点：21.0得点
平均リバウンド：9.6本
平均アシスト：1.0本
平均ブロック：2.7本
平均スティール：0.8本
平均TO：2.0回

とチームの主力として素晴らしいスタッツを残しています。
高さを武器にしたブロックの数字の高さは勿論ですが、特筆すべきはアウトサイドシューティング精度。
1試合平均で2.8本の3PTを放ち、成功率は52.0%とシューターとしても驚異的な数字。
成功率75.7%というFTもビッグマンとしては高水準です。
大学時点でのシューティング精度という点では、昨年のドラフトで1位指名を受けたディアンドレ・エイトンよりも、ボルの方が高いレベルにあるでしょう。

昨年と比較するとビッグマンが不作の今年のドラフト。
高さとアウトサイドシュートの精度においては、ビッグマンの中でボルが頭1つ抜きんでています。
nbadraft.netの2019年モックドラフトでは、現在のボルの予想指名順位は12位。
勿論怪我という不安はありますが、元々身体能力を武器にプレーするタイプでは無いので、ドラフト前に怪我が完治すれば各チームのワークアウトで評価を上げてくるでしょう。
指名権を持つチームのニーズにもよりますが、ボルは今年のドラフト候補の中でも最も高いポテンシャルを持つビッグマンであり、5位前後で指名を受けても驚きはありません。