ジャー・モラントがトリプルダブル達成!マレー州立大がアップセットで2回戦へ

今年のドラフトで上位指名が期待されるマレー州立大のジャー・モラント。
West Regionの第12シードでNCAAトーナメントに進出したマレー州立大は第5シードのマーケット大と対戦。
カレッジ屈指のスコアリングガードであるマーケット大のマーカス・ハワードとモラントの対戦に注目が集まりました。

モラントはオールラウンドな能力を遺憾なく発揮し、17得点16アシスト11リバウンドでトリプルダブルを達成。
NCAAトーナメントでのトリプルダブルは2012年に当時ミシガン州立大でプレーしたドレイモンド・グリーンが達成して以来の快挙です。

余裕のプレーでトリプルダブル


平均10.2アシストでカレッジのアシストランキング首位を独走するモラント。
オールラウンドなプレーが持ち味のラッセル・ウェストブルック系のガードで、トリプルダブルはこれでシーズン3度目。
3PT成功率はそこそこですが、FT成功率は2年連続で80%越えなので、シュート精度も中々で今年のドラフトでも上位指名が予想される逸材です。

この試合は自身にディフェンスが集中する中、高い身体能力と広い視野からアシストを量産。
ディフェンスの隙をついてのバックドアからのダンクもあり、余裕のあるプレーでトリプルダブルを達成。
TOが7個とミスの多さも気になりますが、ドラフト上位候補としてのスケールの大きさを見せつけました。

マレー州立大はマイナーなカンファレンスに所属するチームということもあり、第12シードと下位シードですが、上位シードのマーケット大相手に危なげないアップセットを披露。
今年のトーナメントの主役の1つとなる予感がプンプンします。
ちなみに、マレー州立大が次の対フロリダ州立大戦に勝利すれば、ゴンザガ大との対戦が濃厚。
そこまで勝ち上がることになれば、モラントはカリー以来の大型シンデレラ誕生ですかね。


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