オーバーン大が会心のゲームでノースカロライナ大に勝利しELITE8に進出

Mid West Region第1シードのノースカロライナ大(UNC)はELITE8進出をかけて第5シードのオーバーン大と対戦。
オーバーン大は第5シードではありますが、NCAAトーナメント直前のカンファレンストーナメントで強豪揃いのSECを制覇している勢いのあるチームです。

この試合も前半をオーバーン大が2点リードで折り返すと、後半開始早々から3PT攻勢でオーバン大が猛チャージ。
終盤にエースのチュマ・オキキが負傷退場し不安がよぎりましたが、最後まで集中力を切らさなかったオーバーン大が97-80で快勝し、ELITE8への進出を決めました。

オーバーン大が後半に快心のプレーを見せる


後半開始早々に3PT攻勢でリードを2桁まで広げたオーバーン大。
ディフェンスでも集中力を見せ、UNCの好プレーをことごとくブロック。
ナシール・リトルのドライブからのダンクや、ゴール下の合わせからのダンクが決まっていれば流れはUNCに傾いていたかもしれません。

オフェンスでは後半を通じて3PTが落ちず、ピックからの3PTやキックアウトからの3PTが面白い様に決まり続けました。
6人が2桁得点というバランスの取れたオフェンスでUNCのディフェンスを攻略。
後半だけで56得点を上げています。

オーバーン大のエース、チュマ・オキキは20得点11リバウンドでダブルダブル。
機動力の高さと高精度の3PTシュートでUNCのビッグマン達を翻弄しました。

UNCではキャメロン・ジョンソンとコビー・ホワイトが各15得点、ルーク・メイが13得点を記録。
ホワイトはチームハイの15得点でしたが、どこか思い切りに欠けるというか迷いの感じられるプレー振りで3PT成功率は0/7で0%と精彩を欠きました。

終盤にオーバーン大のエースオキキが膝を負傷し退場しますが、その後も集中力を切らさず好プレーを続けたオーバーン大。
文句無しの快勝で1986年以来のELITE8進出を果たしました。
次戦ではチーム史上初のFINAL4進出をかけ、同じくSECに所属するケンタッキー大と対戦します。


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