NBAドラフト2019:未来のオールスター候補、キャメロン・レディッシュ
デューク大のフレッシュマン、キャメロン・レディッシュ。
恵まれたサイズと多彩なスキルを有し、スター候補揃いのデューク大のフレッシュマンの中でもポテンシャルは随一との評価を受け、シーズン開幕前にはドラフト1位指名候補にも挙がった逸材です。
同級生のR.J・バレット、ザイオン・ウィリアムソンに次ぐ3番手のオプションという難しい役回りに苦労したシーズンでしたが、1度波に乗った時の爆発力、勝負所での決定力の高さは前評判に違わないものでした。
推しの1人なので評価は甘め。贔屓目を抜きにしてもポテンシャルだけならドラフトTOP3に食い込んでくる選手でしょう。
プレーの不安定さからメンタル面に課題有りとも言われていますが、実際の所はNBA入りしてみなければ分かりません。
周囲のプレーヤーやチームで与えられた役割との相性で当たりハズレが大きく左右される選手となりそうです。
恵まれたサイズと多彩なスキルを有し、スター候補揃いのデューク大のフレッシュマンの中でもポテンシャルは随一との評価を受け、シーズン開幕前にはドラフト1位指名候補にも挙がった逸材です。
同級生のR.J・バレット、ザイオン・ウィリアムソンに次ぐ3番手のオプションという難しい役回りに苦労したシーズンでしたが、1度波に乗った時の爆発力、勝負所での決定力の高さは前評判に違わないものでした。
推しの1人なので評価は甘め。贔屓目を抜きにしてもポテンシャルだけならドラフトTOP3に食い込んでくる選手でしょう。
プロフィール
身体測定結果比較
スタッツ
アドバンスドスタッツ
ハイライト
学年屈指のオールラウンダーとして名を馳せた高校時代
高校卒業時点では、ESPNランキングで同学年の中の全米3位にランクされていたレディッシュ。高校入学当初は今よりも身長が低く、ガードを務めていた事もあり、高いスキルを誇るオールラウンドなウイングとして全米中にその名を轟かせました。
ソフォモア(日本の高1相当)からはウェストタウンスクールでプレー。
1学年上には後にドラフト上位指名でNBAに進むモハメド・バンバや、現在はGリーグでプレーしているブランドン・ランドルフ等がおり、ハイレベルな選手達の中で腕を磨きました。
2017年夏には、高校生ながらU19USA代表に選出され、U19ワールドカップに出場。
チームは優勝を逃し3位に終わりましたが、レディッシュ自身は平均10.7得点4.3リバウンド3.1アシスト1.7スティールを記録。レディッシュより年長の選手達の中で、攻守に存在感を発揮しました。
進学先については、ケンタッキー大、カンザス大、ノースカロライナ大等、多くの強豪校からリクルートを受ける中、デューク大を選んでいます。
チームは優勝を逃し3位に終わりましたが、レディッシュ自身は平均10.7得点4.3リバウンド3.1アシスト1.7スティールを記録。レディッシュより年長の選手達の中で、攻守に存在感を発揮しました。
進学先については、ケンタッキー大、カンザス大、ノースカロライナ大等、多くの強豪校からリクルートを受ける中、デューク大を選んでいます。
カレッジッデは不安定なシーズンを過ごす
デューク大でのキャメロン・レディッシュの活躍はシーズン開幕前の期待に及ぶものではありませんでした。
デューク大では、同期のRJ・バレット、ザイオン・ウィリアムソンに次ぐ三番手という難しい役割を与えられ、時にはバレットとウィリアムソンをも上回る輝きを見せましたが、安定して力を発揮することは出来ませんでした。
しかしながら、レディッシュの
デューク大では、同期のRJ・バレット、ザイオン・ウィリアムソンに次ぐ三番手という難しい役割を与えられ、時にはバレットとウィリアムソンをも上回る輝きを見せましたが、安定して力を発揮することは出来ませんでした。
しかしながら、レディッシュの
- 優れたディフェンシブプレーヤーのポテンシャル
- 元ガード故の多彩なオフェンススキル
はドラフト上位指名に値します。
彼の身体測定結果はNBA屈指の2wayプレーヤーであるポール・ジョージにも劣りません。
長いウイングスパンと270cm近いスタンディングリーチは、ポイントガードからパワーフォワードまでをカバーするディフェンスの多様性を期待させます。
切れ味鋭いハンドリングやバリエーション豊かで色気すら感じるレイアップのパッケージは元ガード故のスキル。試合の流れを読んだ嫌らしいディフェンスを繰り出すバスケットボールIQの高さも魅力です。
長いウイングスパンと270cm近いスタンディングリーチは、ポイントガードからパワーフォワードまでをカバーするディフェンスの多様性を期待させます。
切れ味鋭いハンドリングやバリエーション豊かで色気すら感じるレイアップのパッケージは元ガード故のスキル。試合の流れを読んだ嫌らしいディフェンスを繰り出すバスケットボールIQの高さも魅力です。
また、クイックな3PTは当たり出すと止まらず、波に乗った時の爆発力は凄まじいものがありました。
彼にとって今季のベストゲームの1つとなった対ルイビル大戦では、終盤に次々とビッグショットを沈め、残り9分強での23点差ビハインドからの軌跡の逆転劇へとデューク大を牽引しました。
彼にとって今季のベストゲームの1つとなった対ルイビル大戦では、終盤に次々とビッグショットを沈め、残り9分強での23点差ビハインドからの軌跡の逆転劇へとデューク大を牽引しました。
FG%、3PT%は散々な数字だが、FTは77.2%とフレッシュマンとしては上々の数字。シュート精度の重要な指標であるFT%に問題が無いことから、レディッシュのシュート精度も不安視する必要は無いでしょう。
プレーの不安定さからメンタル面に課題有りとも言われていますが、実際の所はNBA入りしてみなければ分かりません。
周囲のプレーヤーやチームで与えられた役割との相性で当たりハズレが大きく左右される選手となりそうです。
予想指名順位は4位-8位以内
不安定なシーズンを過ごし、評価を下げたレディッシュですが、将来性の高さに疑いの余地はありません。
ドラフトプロセスの中で評価を上げ、4位-8位のレンジに収まるのではと予想します。
ザイオン・ウィリアムソンの1位は鉄板で2-3位はRJ・バレットとジャー・モラントというのが大方の予想。ポテンシャルで言えば、その3人に次ぐのがレディッシュです。
ドラフトプロセスの中で評価を上げ、4位-8位のレンジに収まるのではと予想します。
ザイオン・ウィリアムソンの1位は鉄板で2-3位はRJ・バレットとジャー・モラントというのが大方の予想。ポテンシャルで言えば、その3人に次ぐのがレディッシュです。
外れの懸念も小さくない選手ですが、それを考慮しても魅力や将来への期待感が上回るのがレディッシュ。デューク大ではプレーの随所から溢れ出るセンスを感じさせてくれました。他大に進学していれば、エースとして活躍し、ドラフト1位指名を受けてもおかしくないプレーを見せていたかもしれません。
同ポジションでは、テキサス工科大のジャレッド・カルバーも高い評価を得ていますが、私は身体的ポテンシャルで上回るレディッシュを推します。