NBAドラフト2019:カレッジ屈指のオールラウンダー、Maple MambaことRJ・バレット
さてっ、カレッジのシーズンも終わりましたので、ドラフト予習に移りたいなと思います。
まずはデューク大のエースで高校時代は学年NO1プレーヤーと評価された推しメンのR.J・バレットから。
カナダ出身という事で、彼に付けられたニックネームは"Maple Mamba"。
チームメイトにザイオン・ウィリアムソンがいたことで、インパクトが薄れた感はありますが、Consensus first-team All-Americanやカレッジ最優秀SGに贈られるジェリー・ウェスト賞を受賞しており、カレッジトップクラスの選手であることに疑いの余地はありません。
私は数字に明るいタイプではありませんが、バレットのオフェンスレーティングはチーム内8位の110.4、EFG%もチーム内6位の50.6%と決して効率の良い選手でないことは確かです。しかしながら、どんなに不調であっても、ボールを求めリングにアタックする彼のプレーは正にエースと呼ぶに相応しいものでした。
チームメイトにザイオン・ウィリアムソンがいたことで、インパクトが薄れた感はありますが、Consensus first-team All-Americanやカレッジ最優秀SGに贈られるジェリー・ウェスト賞を受賞しており、カレッジトップクラスの選手であることに疑いの余地はありません。
It's official. RJ Barrett has declared for the NBA Draft 😤 pic.twitter.com/38HZPTuPgJ
— ESPN (@espn) April 10, 2019
プロフィール
スタッツ
アドバンスドスタッツ
ハイライト
カレッジ屈指のオールラウンダー
高校時代にシーズン無敗でHigh School Nationalsを制覇し、U17ワールドカップでカナダを優勝に導き自身も大会MVP受賞。数々の高校最優秀選手賞を総なめにし、鳴り物入りでデューク大に入学したバレット。
カレッジでも高いスコアリング能力を見せ、チームハイの平均22.6得点。
推進力の高いドライブと多彩なステップワークから得点を量産した。フィジカルコンタクトにも強く、1試合5.9本のフリースローを獲得しています。リバウンドの強さ、視野の広さも魅力的で、1試合平均7.6リバウンド4.3アシストと高水準のオールラウンダーだ。
3PT成功率30.8%、FT成功率66.5%とアウトサイドシュートは不安定で、この点は要改善。
また、彼の身体能力を考えると0.4ブロック、0.9スティールにも不満が残ります。
最大の魅力は勝負所でボールを求めるエースとしての自覚でしょうか。デューク大のフレッシュマンの中では唯一のシーズン38試合の全試合に出場しています。チームメイトにはバレットの他にもザイオン・ウィリアムソン、キャメロン・レディッシュとドラフト上位候補がいましたが、試合を決める場面でボールを託されるのはバレットでした。
私は数字に明るいタイプではありませんが、バレットのオフェンスレーティングはチーム内8位の110.4、EFG%もチーム内6位の50.6%と決して効率の良い選手でないことは確かです。しかしながら、どんなに不調であっても、ボールを求めリングにアタックする彼のプレーは正にエースと呼ぶに相応しいものでした。
シーズン初の敗戦となった対ゴンザガ大戦でも終盤に1on1を仕掛け、ゴンザガ大の八村塁に抑えられた事で批判も受けましたが、勝敗を決する場面で決して憶することのない彼のメンタリティは今後の成長に必ず繋がるでしょう。
ドラフト指名予想順位は2-5位
バレット推しではありますが、今年のドラフトでザイオン・ウィリアムソンの1位指名は鉄板かなと。かといって、NBAでバレットとザイオンのどちらが大成するかは別の問題。
アウトサイドシュートの精度は要改善ですが、オールラウンドなウィングとしてその他の面は優秀。ここ数年のドラフトの中でも、最もエースとしてのメンタリティを備えている選手でもあり、NBAでも特別な選手に成長すると予想しています。
ザイオンをTier1とすると、バレット、マレー州立大のジャー・モラント、テキサス工科大のジャレッド・カルバー、デューク大のキャメロン・レディッシュがTier2でしょうか。
チームの需要にもよりますが、バレットの指名は2-5位で固いでしょう。
コメント
コメントを投稿