高校NO1ガードのコール・アンソニーはノースカロライナ大へ
It’s official #goheels🐏 pic.twitter.com/iAJ2EYbnf1— Cole Anthony (@The_ColeAnthony) 2019年4月23日
元NBAプレーヤーのグレッグ・アンソニーを父に持つOak Hill Academyのコール・アンソニー。
高校生にしてアメリカのバスケットボール専門誌"SLAM"の表紙も飾る等、高い注目を集める高校NO1ガードです。
勿論実力も折り紙付きで、McDonald's All-American、Jordan Brand Classicと出場した高校生年代の主要オールスターゲーム全てでMVPを獲得。
注目されたアンソニーの進路ですが、最終候補に残ったノースカロライナ大(UNC)、オレゴン大、ノートルダム大、ジョージタウン大の4校の中からアンソニーが選んだのは名門UNCでした。
高校NO1ガード、コール・アンソニー
UNCへの進学を決めたアンソニー。
ナシール・リトルもMcDonald's All-AmericanとJordan Brand ClassicでMVPを獲得していたので、UNCは2年連続で主要オールスターゲームのMVPを獲得することとなりました。
昨年の世代別USA代表のキャンプでの計測では裸足身長が185.4cmとNBAレベルでは少し小さめですが、助走有の垂直跳びは109.2cmと驚異的。
身体能力だけでなく、ヌルヌルとしてハンドリングや精度の高いアウトサイドシュートも備えた完成度の高いガード。
昨夏のAAUではFT成功率89.2%と高い数字を残しているので、シュート精度は相当信頼が出来るでしょう。
あまりフレッシュマンが活躍するイメージの無いUNCですが、アンソニーはここ数年でも最も支配的なガードであり、間違いなく活躍を見せてくれると予想しています。
UNCの同期にはMcDonald's All-Americanに選ばれたビッグマンのアルマンド・ベイコット、身体能力が高いコンボガードのアンソニー・ハリス等、有望な選手が揃いました。
ルーク・メイやコビー・ホワイトをはじめ、主力の多くは卒業やアーリーエントリーでチームを去る見込みですが、UNCは控えにも多くの経験を積ませているチーム。
来季ジュニアとなるギャリソン・ブルックス、スターリン・マンリー等のビッグマンがステップアップ出来れば、来季も今季同様カレッジバスケの主役の1校となるでしょう。
セブンス・ウッズは転校へ
過去にYouTubeにアップロードされたハイライトで一世を風靡したセブンス・ウッズ。
高校卒業後はUNCに入学し怪我がちだったこともあり伸び悩みましたが、抜群の身体能力は健在でシニアとなる来季はこれまで以上のが期待されていました。
しかし、アンソニーのUNCへの進学が発表された2日後にウッズのUNCからの転校が報じられました。
アンソニーとウッズのバックコートを見てみたかったのが正直な所ですが、アンソニー級の選手が来ることで、ウッズの出場時間やチームでの役割に変化が生じるのは間違いなく、転校も仕方ない決断ですね。
ウッズの転校先での活躍を願っています。
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