NBAドラフト2019:ケンタッキー大のエリートウィング、ケルドン・ジョンソン
It's his time. Keldon Johnson is officially staying in the NBA Draft and forgoing his remaining eligibility at Kentucky. There are few people who love this game as much as he does nor work as hard at it. We know he's got a long career ahead of him. Make us proud, KJ.#DreamBIG pic.twitter.com/vlQ9oomPCt— Kentucky Basketball (@KentuckyMBB) 2019年4月17日
強豪ケンタッキー大(UK)のウイングプレーヤー、ケルドン・ジョンソン。
名門Oak Hill Academy出身で、高校時代には高校3大オールスターゲームの全てに選出されたエリートプレーヤー。
いかにもUKが好きそうな選手だなと思っていたら、案の定UKに行き1年目から安定した活躍を見せてくれました。
そして当然のごとくone and doneでNBAドラフトえアーリーエントリー。
UKに行く選手の狙いはone and doneなので、ジョンソンにとってもチームにとっても予定通りのエントリーでしょう。
攻守に貢献出来るエリートウィング
・主要スタッツ
・身体測定結果
今年のウイングプレーヤーの中では、中々バランスの取れたプレーヤーですかね。
UKのシーズン前のコンバインでは助走有の垂直跳びが92.7cm。
能力系の選手かと思いきや、3PTも38.1%と良い数字でしたし、FTも70%超えはフレッシュマンとしてはまずまず。
得点パターンも多彩とまでは行かないけれど、能力の高いフレッシュマンにしては良い部類。
パスも出来る、リバウンドも取れる、ディフェンスも出来るオールラウンドな選手。
しかしながら、どこか突出した能力があるかと言われればそうでも無く。
カレッジレベルであれば、オールラウンドに上手くまとまった良い選手ではありますが、NBAでは特色の無い選手になり兼ねないので、プロレベルで通じる何かを見つける必要があるでしょう。
私的には良いパスを出す子だなという印象が何故かあります。
流石Oak Hill出身だけあって身体的な強さはありますが、身長195.6cmで指高261.6cmはSFでプレーするにはちょっと心もとない数字。
かと言ってそこまでクイックなプレーヤーでも無いので、小さくで速いSGには苦労しそうですし、オフェンスでも横のハンドリングを強化する必要がありそうです。
予想指名順位は1巡目中位
上ではパッとしない選手かの様に書いていますが、カレッジの中では身体能力も高く、何でも出来る素晴らしいウィングプレーヤーである事は間違いなく、今年のドラフトであれば1巡目中位辺りで指名されるでしょう。
常に高い強度でプレーする姿勢も素晴らしく、器用貧乏になり兼ねない選手ではありますが、オールラウンドに成長の素養はあるので、育成次第で何色にでも染まる事の出来る選手かなと思います。
まずはディフェンスと3PTを磨けば、NBAでも生き残っていくことは出来るのではないでしょうか。
コメント
コメントを投稿