NBAドラフト2019:1巡目12位PJ・ワシントン
さて、2019年のドラフトも終わりましたね。
今年のドラフトの雑感としては、上位以降は素材型の選手よりも既に完成度の高い計算できる選手が早く選ばれていたなと。
その分、能力の高い選手が下位に流れ、数年後には掘り出し物と呼ばれる指名も結構出てくる気がします。
今年は私が好きだった指名について書いていこうかなと思います。
まず1人目はケンタッキー大のソフォモアフォワードのP.J・ワシントン。
今季アウトサイドを磨いたことで評価を大きく上げた選手です。
・McDonald's All-American(2017)受賞歴
高校時代からオールラウンド系のインサイドとしてその名を全米に轟かせた選手です。
出身高校は強豪Findlay Prep(今年で活動休止の様ですが)で彼の父の指導の下プレーしていました。
マクドナルドオールアメリカンやU19ワールドカップのUSA代表メンバーにも選出されたエリートプレーヤーで、高校卒業後は鳴り物入りで名門ケンタッキー大に進学。
1年目から主力選手として活躍し、アーリーエントリーを表明したものの、撤回し大学でもう1年プレーする道を選択しました。
結果としてこの判断が大正解。
昨季のケンタッキー大は小さめな選手が多かったこともあり、チームとして3PTを積極的に放つ方針を取りました。
その結果、ワシントンの3PT成功率は1年目のシーズンから大きく向上。
現代的なインサイドプレーヤーとして評価を大きく上げ、今年のドラフトでロッタリーピックを勝ち取りました。
彼の魅力の1つは突出したウイングスパン。
裸足身長199.4cmとしてインサイドプレーヤーとして小さめではありますが、219.1cmのウイングスパンで身長の不足をカバー。
指高は270cmを超えており、十分NBAでもインサイドでプレー出来る水準にあります。
今年のコンバインでは体力測定に参加していませんが、昨年のコンバインの体力測定ではクまずまずの結果を残しており、身体的な不安は無さそうです。
アウトサイドシュートを向上させた結果評価を上げたわけですが、FT成功率は6割台なので、あまり信用しすぎるのもなと。
今年は思い切りよく3PTを放っていたので、今後プレーする中で成功率は安定してくるでしょう。
アウトサイド以上に長い腕と強靭なフィジカルを武器にしたインサイドプレーの方が気に入っていて、リング近辺でのフック系やフローター系のシュートはカレッジレベルでは破壊力抜群でした。
チームの2、3番手で万能性を備え身体を張れるロールプレーヤーとしてNBAに定着してほしいなと。
オフェンススキルの多様性はありますが、クイックネスに優れる選手では無いので、NBAでは4番として生きていくことになるでしょう。
まずはインサイドプレーヤーとしてリバウンドやディフェンスで貢献出来る様になることがファーストステップとなりそうです。
今年のドラフトの雑感としては、上位以降は素材型の選手よりも既に完成度の高い計算できる選手が早く選ばれていたなと。
その分、能力の高い選手が下位に流れ、数年後には掘り出し物と呼ばれる指名も結構出てくる気がします。
今年は私が好きだった指名について書いていこうかなと思います。
まず1人目はケンタッキー大のソフォモアフォワードのP.J・ワシントン。
今季アウトサイドを磨いたことで評価を大きく上げた選手です。
— Charlotte Hornets (@hornets) 2019年6月21日
PJ・ワシントン
身体測定結果
スタッツ
・McDonald's All-American(2017)受賞歴
・First-team All-SEC (2019)
・Third-team All-American – AP, NABC, USBWA, SN (2019)
長所
- オールラウンドなオフェンススキル
- 今年大きく向上させた3PT
- 身長の不足を補うウイングスパン
短所
- インサイドとしては小さめな身長
- ウイングでプレーするにはクイックネス不足
高校時代からオールラウンド系のインサイドとしてその名を全米に轟かせた選手です。
出身高校は強豪Findlay Prep(今年で活動休止の様ですが)で彼の父の指導の下プレーしていました。
マクドナルドオールアメリカンやU19ワールドカップのUSA代表メンバーにも選出されたエリートプレーヤーで、高校卒業後は鳴り物入りで名門ケンタッキー大に進学。
1年目から主力選手として活躍し、アーリーエントリーを表明したものの、撤回し大学でもう1年プレーする道を選択しました。
結果としてこの判断が大正解。
昨季のケンタッキー大は小さめな選手が多かったこともあり、チームとして3PTを積極的に放つ方針を取りました。
その結果、ワシントンの3PT成功率は1年目のシーズンから大きく向上。
現代的なインサイドプレーヤーとして評価を大きく上げ、今年のドラフトでロッタリーピックを勝ち取りました。
彼の魅力の1つは突出したウイングスパン。
裸足身長199.4cmとしてインサイドプレーヤーとして小さめではありますが、219.1cmのウイングスパンで身長の不足をカバー。
指高は270cmを超えており、十分NBAでもインサイドでプレー出来る水準にあります。
今年のコンバインでは体力測定に参加していませんが、昨年のコンバインの体力測定ではクまずまずの結果を残しており、身体的な不安は無さそうです。
アウトサイドシュートを向上させた結果評価を上げたわけですが、FT成功率は6割台なので、あまり信用しすぎるのもなと。
今年は思い切りよく3PTを放っていたので、今後プレーする中で成功率は安定してくるでしょう。
アウトサイド以上に長い腕と強靭なフィジカルを武器にしたインサイドプレーの方が気に入っていて、リング近辺でのフック系やフローター系のシュートはカレッジレベルでは破壊力抜群でした。
チームの2、3番手で万能性を備え身体を張れるロールプレーヤーとしてNBAに定着してほしいなと。
オフェンススキルの多様性はありますが、クイックネスに優れる選手では無いので、NBAでは4番として生きていくことになるでしょう。
まずはインサイドプレーヤーとしてリバウンドやディフェンスで貢献出来る様になることがファーストステップとなりそうです。
コメント
コメントを投稿