class of 2020のB.J・ボストンがケンタッキー大にコミット


class of 2020を代表するウイングプレーヤーのB.J・ボストン。ESPNランキングで目下7位にランクされる学年を代表する選手で、今季からはカリフォルニアの強豪校Sierra Canyon School(シエラキャニオン)に加入予定。カリフォルニア州大会2連覇中のシエラキャニオンには、ボストンの他にもU19USA代表のザイアー・ウィリアムス等が加入し、全米屈指の注目校となりました。既に学年上位にランクされているボストンですが、注目度が上がったことで、更に評価が上がってくることが予測されます。

有力選手として進学先にも注目が集まりましたが、デューク大やアラバマ大等、多くの強豪校からオファーを受けた彼が進学先に選んだのは近年多くの1年生をNBAに輩出しているケンタッキー大(UK)でした。

B.J・ボストン

学年:class of 2020
高校:Sierra Canyon School
ポジション:SG
ESPNランキング:7位


AAUではEYBLのAOT Running Rebelsでプレー。平均22.8得点8.1リバウンド3.2アシスト1.9スティール0.9ブロックとオールラウンドなプレーを見せました。スムースな身のこなしと器用なハンドリング、ウイングとしては優れたサイズとウィングスパンを持つボストンはプロ向きの選手。近年多くのウイングをone and doneでNBAに輩出してるUK。今年もケルドン・ジョンソンとタイラー・ヒーローがone and doneのウイングとして1巡目指名を受け、NBA入りを果たしました。複数のポジションをこなすサイズとスキルを備えるボストンはカレッジやNBAで重宝されるタイプ。フィジカルコンタクトの強さと3PTシュートの精度を磨けば、UKの先輩たちに漏れず、上位指名でのNBA入りを果たすでしょう。

ボストンはclass of 2020でUKにコミットした初の選手。リクルートのライバルであるデューク大はclass of 2020で既に2人の五つ星からコミットを獲得しており、出遅れていたUKですがボストンの獲得で大きく巻き返しました。class of 2019ではTOP10の選手を獲得できなかったUKでしたが、今季は順調な滑り出しとなりました。

ボストンとAOTでチームメイトだったPGのシェリーフ・クーパーにもUKはオファーを出しています。ボストンの獲得は高校を代表する実績を持つPGであるクーパーの獲得に向けても大きな布石となりそうです。


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