class of 2020:ジェイレン・ジョンソンがデューク大にコミット
#TheBrotherhood😈 I’M COMING‼️ pic.twitter.com/ryxNzkXY4J— Jalen Johnson (@Jalen_J23) July 4, 2019
今年高校の最上級生になるclass of 2020。進級を前に進学先を決定する選手が出てきています。ESPNランキングで4位にランクされるジェイレン・ジョンソンも進学先を公表。アリゾナ大、ケンタッキー大、ウィスコンシン大などの候補の中から彼が進学先に選んだのは名門デューク大でした。
デューク大は世代別USA代表の常連であるジェレミー・ローチに続いて2人目の五つ星選手を獲得。ここ数年有望高校選手を思い通りに獲得しているデューク大ですが、今年も例年通り順調にリクルートを展開しています。
ジェイレン・ジョンソン
ポジション:SF
ESPNランキング:4位(2019年7月10日時点)
高校:Nicolet High School(ウィスコンシン州)
デューク大にコミットを公表したジェイレン・ジョンソン。両親共にカレッジでバスケットボールをプレーし、兄もカレッジでプレーするバスケ一家の次男。世代別USA代表候補キャンプにも召集されるエリートプレーヤーです。
AAUではEYBLのPHENOM UNIVERSITY でプレー。平均17得点9.2リバウンド6.2アシストを記録するオールラウンドなプレーを見せています。特筆すべきは視野の広さ。カレッジでは4番までこなすサイズを持ちながら、優れた視野とパスセンスを兼ね備えるオールラウンダー。最近の高校バスケ界はウイングやインサイドでもパスセンスに秀でる選手が目立ちますが、ジョンソンはその代表的な1人。カレッジのロスターはリクルート次第の為、ポジションバランスが偏りがち。彼の様に複数ポジションプレー出来る選手はとても重宝されるので、デューク大にとってジョンソンの獲得は大きな補強となるでしょう。
弱点は外角シュートで3PT成功率18.9%と致命的。FT成功率も64.9%とFTも苦手でシュート精度には不安が残ります。下級生の頃は"ネクストロンゾ"と期待された選手ですが、本家ロンゾ同様にシュートは苦手な模様です。アウトサイドが苦手でも、ジョンソンクラスの能力があればカレッジまでは高い確率で活躍が予想されますが、プロで活躍する為には要改善。
PGのローチに続いてウイングのジョンソンを獲得したデューク大。ポジションバランスを考えると次はビッグマン狙いたい所です。現在デューク大がオファーを出しているビッグマンはウォーカー・ケスラーとマーク・ウィリアムスの2人。どちらも有力進学先の筆頭はデューク大と見られており、今年もデューク大のリクルートは無難に成功しそうですね。デューク大は過去3年間で9人ものドラフト1巡目指名選手を輩出しており、高順位でのNBA入りを目指す有望高校選手にとってはこの上ない環境。デューク大の反則的リクルートは今後も続きそうです。
コメント
コメントを投稿