デューク大、エキシビジョン初戦に勝利するも不安を残す船出
Final from Cameron. Back to work Wednesday in our final exhibition game. 🔵😈 pic.twitter.com/Hbfk9ib49D— Duke Basketball (@DukeMBB) October 27, 2019
ディフェンスで主導権を握ったデューク大が2桁リードで試合を進めたものの、終盤に猛チャージを受け69-63まで詰められ試合終了。勝利を納めたものの、不安を残すエキシビジョン初戦となりました。
オフェンスに課題を残したデューク大
デューク大のスタートはトレー・ジョーンズ、ウェンデル・ムーア、ジャック・ホワイト、マシュー・ハート、バーノン・キャリーJrの5人。ジョーンズとハート以外の3人はフレッシュマン。
ザイオ・ウィリアムソン、RJ・バレット、キャメロン・レディッシュと個の力で得点の出来た3人が揃った昨季と比べるとオフェンス力は寂しい印象。それでもカレッジ屈指のタレントを集めるチームであることは間違いないのですが。この試合では2年目のジョーンズが積極的に攻め、チームハイの18得点を記録したけれど、彼も得点で引っ張るタイプでは無く。強いチームには上級生の活躍が必須なのがカレッジバスケ。アレックス・オコンネルかジャビン・デロリエーのステップアップに期待しています。
フレッシュマンで良いプレーを見せたのはハート。得意のアウトサイドは不発に終わったけれど、フェイスアップゲームも上手いし、インサイドでも身体を張れる。完成度の高いプレーヤーと前評判通りの器用なプレーを見せました。彼はフィジカルに不安アリと予想していたので、良い意味で裏切られました。
ディフェンスで輝きを見せたのは2年生ガードのジョーダン・ゴールドワイア。ジョーンズと2人でボールマンにプレッシャーをかけ、スティールからの速攻を演出。オフェンス力不足が懸念されるチームに勢いを付けました。ジョーンズとゴールドワイアが併用されていた時間帯が一番安定感もあったかな。
ESPNランキング6位にランクされ、期待を受けたバーノン・キャリーJrはファールトラブルで出場時間も限られ、インパクトを残すことは無し。
69-63と最終的には点差が縮まりましたが、終始2桁リードを維持し、特に危なげを感じる試合ではなかったですね。しかしながら69点に終わったオフェンスには課題有り。NWMUが経験に勝る好チームであったことも事実ですが、個の力で打開出来る選手が不在の今季はオフェンスでパンチに欠ける分、ディフェンスで勝負をしたい所です。身体能力とサイズに優れるウイングが揃い、アスレティック能力を全面に押し出し攻めるディフェンスを展開した昨季とは違い、ベンチのタレント層が充実している今季はチームの総力を駆使した固いディフェンスのチームに向かっていくかなと。
開幕前にエキシビジョンがもう1試合残っているので、この試合で課題を残したオフェンスがどう改善されているか注目です。
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