アイザイア・トッドがミシガン大へ。ジュワン・ハワードがいきなりの5つ星を獲得。

class of 2020の注目株がどんどんとコミットしていくので、キャッチアップが中々追いつきません...。

私的推しメンとして下級生の頃から推してきたアイザイア・トッド。世代別USA代表候補合宿の常連で、サイズ、身体能力、今っぽいスキルを揃え将来性の高さでは学年1との評価もある選手。

2校まで絞った進学先校はカレッジ屈指の名門校カンザス大と今季からHCに元NBA選手のジュワン・ハワードを迎えたミシガン大の2校。彼が2校から最終的に選んだのはミシガン大。ハワードはHC就任早々、いきなりの5つ星選手の獲得に成功しました。

NBAでもスターとなれるポテンシャル


ESPNランキングで7位にランクされるアイザイア・トッド。走れて、跳べて、アウトサイドもイケるビッグマンで逸材揃いのこの学年の中でもハイライトのインパクトは屈指。ポテンシャルならこの学年1との評価もある選手ですが、逆に言えば今はまだ素材型で安定感には欠ける印象。

アウトサイドが得意なイメージがあるものの、AAUでの3PT成功率は29.3%で3割にも届かず。FT成功率も7割切りの65.1%。ハンドリングもシューティングも下級生の頃からセンスを感じさせるけれど、イマイチ確度が上がってこない。彼を推してきた身としては、高校最終学年の今季は高校バスケの集大成としてプレーをまとめてきてほしいかな。

大化けすればヤニス・アデトクンボの様な選手に成長する可能性を秘めますが、確率の悪いストレッチ4に終わる危険性もはらんでおり、ミシガン大での成長に期待です。

ハワードHC初の5つ星選手

今季からミシガン大のHCに就任したジュワン・ハワード。2007年からHCを務め、2013年、2018年と2度のFinal4に導き、NBAクリーブランドキャバリアーズのHCに就任したジョン・ビーラインに代わって、母校ミシガン大の指揮を執ります。

就任早々5つ星選手を獲得したハワードですが、ミシガン大に5つ星級の新入生が入るのは、2012年のグレン・ロビンソン以来。ペニー・ハーダウェイをHCに招聘し、メンフィス大がスター選手の獲得に成功した様に、ハワードの知名度により、ミシガン大もリクルートでの存在感を増しています。

素材型のトッドを上手く育成し、ドラフト上位指名に育て上げることで、今後も継続的に有望株の獲得を狙う事が出来るでしょう。

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