高校屈指のオールラウンダー、スコッティ・バーンズがFSUにコミット
I am proud to be announcing that next year I will be playing for Coach Hamilton and his staff at Florida State University. To all the coaches, mentors, teachers, and family members that have molded and helped me to get to this point in my journey thank you! pic.twitter.com/rMQDwXLNZf— Scott Barnes (@ScottBarnes561) October 14, 2019
バーンズは世代別USA代表の常連で、今年のU19ワールドカップ、昨年のU17ワールドカップと既に2度の世界制覇を経験している高校屈指のオールラウンダー。フロリダのNSU University School(NSU)から転校し、今季は同じくフロリダのMontverde Academy(モントバーデ)に所属する彼が選んだ進路は地元のフロリダ州立大(FSU)でした。
モダンなオールラウンダー
学年:class of 2020
ポジション:PF
ESPNランキング:11位
今夏のAAUでは平均18.1得点8.3リバウンド6.8アシストを記録した最近流行りのタイプ。インサイドとしては少し小さめですが、エナジー溢れるプレーが彼の魅力。オールラウンドなインサイドプレーヤーは近年多く見られますが、彼ほど感情をむき出しにしタフなプレーを見せてくれる選手は他にいません。U19ワールドカップでも、その闘志溢れるプレーで高校生ながら主力として世界制覇に貢献していました。
昨季まではNSUでプレーし、今年からデューク大に進学したバーノン・キャリーJrと2人でチームを全米上位に牽引して来ましたが、今季からはライバル校のモントバーデに転校。モントバーデはベン・シモンズ、ディアンジェロ・ラッセル、R.J・バレット等を輩出しているので、バーンズもここで彼のオールラウンドなゲームを更に洗練させてくれるでしょう。苦手としているアウトサイドシュートの精度、ハンドリングが向上すれば、更にワンランク上のプレーヤーに成長します。
FSUのニーズにもマッチ
FSUはタフなディフェンスで2018年にElite8、今年もSweet16に進出を果たした強豪ですが、今よりも上を目指すには絶対的なスターが不在。バーンズはFSUのラストピースになり得る逸材です。
サイズは小さめですが、ウイングスパンに優れ、ガードを守るクイックネスを備えるバーンズはディフェンスを武器とするFSUのスタイルにフィット。オフェンスではプレーメーカーとして、ディフェンスでは全ポジションを守れるエースストッパーとしての役割が期待されます。
中心選手の多くが卒業でチームを去ったFSUですが、新入生でセルビア人ビッグマンのバルサ・コプリビチャが加入。今季ジュニアになるMJ・ウォーカーも高校時代にはMcDonald’s All-Americanに選ばれていた素材。上級生となる今季はブレークが予想されます。
スーパースターこそ不在ですが、駒が揃い、ディフェンス主体のスタイルは一発勝負のトーナメントでも強さを発揮。バーンズが早くにフィットすれば、来季のFinal4進出も夢ではありません。
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