レブロン長男のブロニー・ジェームズが高校で初の黒星

レブロン・ジェームズの長男、ブロニー・ジェームズが所属するカリフォルニアのSierra Canyon School(シエラキャニオン)。今年のシエラキャニオンにはESPNランキングで上位に入る選手が揃い、全米でも注目を集めている。

シエラキャニオンはホリデートーナメントのThe Classic At Damien決勝でRancho Christian(ランチョクリスチャン)と対戦。ランチョクリスチャンはESPNランキングでclass of 2020で1位にランクされるエバン・モーブリー、ゴンザガ大にコミットしているドミニク・ハリスを擁する州内の強豪。

延長にもつれ込んだ試合は85-81でランチョクリスチャンが勝利。シエラキャニオンはこれが今季の初黒星。今年高校に入学したブロニーにとっては高校バスケで初の敗北となった。フレッシュマンながら活躍を見せているブロニーだが、この試合では0得点1アシストに終わっている。

フルメンバーが揃うもシーズン初黒星


今季から転校でシエラキャニオンに加入したザイアー・ウィリアムス(灰色/背番号1)。U19USA代表にも選出された学年を代表するウイングのウィリアムスは転校規定により、これまで公式戦への出場が認められなかったが、出場停止期間が終わり、この試合でシエラキャニオンデビュー。期待に応えベンチからの出場でチームハイの28得点に加え7リバウンド7アシスト。延長に持ち込むシュートを決めたのもウィリアムスだった。

ウィリアムスと並ぶケンタッキー大コミットのBJ・ボストン(灰色/背番号3)も26得点11リバウンド5アシストを記録したが、延長戦の終盤に同点を狙って放った3PTを沈めることは出来なかった。フルメンバーが揃ったシエラキャニオンだったが、その初戦は苦い結果に終わった。

ランチョクリスチャンの大黒柱、エバン・モーブリー(黒/4番)はディフェンスで存在化を見せ、16得点11リバウンド5ブロック。チーム全体のサイズではシエラキャニオンに劣るが、モーブリーが機動力と高さを駆使し、インサイドを支配した。オフェンスはまだまだ発展途上だが、ヌルヌルとしたスムースなドライブは高校レベルのビッグマンにとっては脅威。起動力の高さもディフェンスで際立っていた。

ランチョクリスチャンのオフェンスを牽引したのはコンボガードのドミニク・ハリス。

ゲームハイの30得点を記録し、勝利に貢献した。アグレッシブなドライブに加え、この試合では3PTも高確率で沈め、アンストッパブルなプレーを見せてくれた。

シエラキャニオンは次戦でclass of 2021の学年NO1プレーヤーであるジョナサン・クミンガを擁し、カイリー・アービングの母校でもあるパトリックスクールと対戦予定である。

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