NBAドラフト2020:今年一番の成長株、デイトン大のオビ・トッピン

本命不在でアップセットが飛び交う今季のカレッジバスケ。その中で安定して勝利を重ね、目下全米ランキング6位にランクインしているのがデイトン大です。

シーズン序盤のマウイインビテーショナルでは、決勝でカンザス大に敗れたものの、強豪カンファレンスのチームを相手に勝利を重ね、注目を浴びました。

好調のデイトン大を牽引するのはソフォモアフォワードのオビ・トッピン。高校卒業時点では、D1のカレッジから奨学金のオファーが無く、プレップスクールを経由してカレッジに進んだ遅咲きの選手です。

カレッジでも1年目は学業面の問題でRedshirtとなり、公式戦への出場は無し。ソフォモアではありますふが、今季で実質大学は3年目。昨季からも活躍を見せていましたが、今季は一気にカレッジを代表する選手へと成長しました。

今季のカレッジは注目選手の故障や不調も目立ち、オビ・トッピンのNCAAトーナメントでの活躍次第では、ドラフト上位に食い込んでくることも十分に予想されるます。

プロフィール

氏名オビ・トッピン
カレッジデイトン大
学年ソフォモア
ESPN
ランキング
-
生年月日1998年3月4日
ポジションPF
出身校マウントザイオンプレップスクール
(メリーランド州)
主な個人賞ネイスミス賞
ウッデン賞
AP最優秀選手賞
NABC最優秀選手賞
カール・マローン賞
特記事項父は著名なストリートボーラー。
弟はケンタッキー大でプレー(ロードアイランド大から転校)。
長所・爆発的な跳躍力
・元ガード故の多彩なスキルセット
懸念事項・ディフェンスでどこまで通用するか

スタッツ

出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
31.663.339.070.21.26.47.5
ASTBLKSTLPFTOPTS
2.21.211.62.220

アドバンスドスタッツ

USG%OFF RTGDEF RTG+/-TS%OFF REB%
27.90%125.189.735.4069.10%5.50%
DEF REB%REB%AST%STL%BLK%TO%
23.80%15.60%14.40%1.80%4.10%13.20%

ハイライト


ダイナミックなプレーが売りのコンボフォワード

元プロバスケットボール選手の父を持つオビ・トッピン。フルネームはオビディア・トッピンで"オビ"はニックネームとのこと。

高校の最上級生の時点では、今よりも身長が約10cm低かった事もあり、D1のカレッジからの奨学金のオファーは無く、メリーランド州のプレップ、マウントザイオンプレップで1年プレーし、デイトン大に入学。

デイトン大での1年目は学業面の問題でRedshirtとなり、登録上の学年はソフォモアですが、今年の3月に22歳となる遅咲きの選手です。

トッピンのプレーで覚えておくべきは

  • 爆発的な跳躍力を利した決定力
  • 元ガードらしいオールラウンドなスキル
  • クイックなプレーヤーへのディフェンスは懸念事項
辺りでしょうか。


彼の最大の武器はパワフルでダイナミックなプレー。強靭な肉体を武器にピック&ロールや速攻のフィニッシャーとしての破壊力は絶大で、特にピック&ロールからの迫力満点のフィニッシュは全盛期のアマレ・スタウダマイアーを彷彿とさせます。

高校時代はアウトサイド周りの選手だったこともあり、3PT成功率35.9%FT成功率71.8%でこの手の能力系の選手としては上々。

試合の終盤にアウトサイドを決めてくる勝負強さもある。あまり注目されていないが、視野の広さやパスのスキルも魅力。平均2.1アシストはインサイドプレーヤーとしては優秀な数字です。

この辺りの現代的なスキルを備えていることが、彼をドラフト上位候補に押し上げている要因でしょう。

スティール、ブロック共に1試合平均1本を超えていますが、クイックな選手へのディフェンスは課題。縦には力強い推進力を持ちますが、ディフェンスでの横のクイックネスには懸念を残します。

10位以内での上位指名が有力

現時点で今季一桁得点に終わったのは僅か1試合で、安定感の高い選手。それは技術よりも身体的な部分が秀でているからでしょう。

パワーやクイックネス等の身体的な面が通用しなければNBAでは苦しむことになりそうですが、現在のポジションに定着してからは日が浅く、まだまだ伸びしろも大きい。指名したチームの育成力が問われるプレーヤーでしょう。

ディフェンス面ではあまりポテンシャルを感じさせないので、チームディフェンスが出来るチーム、又は優れたディフェンシブビッグマンのいるチームの方がフィットしそう。

選手層の薄い今年のドラフトでは5位前後での指名もあり得ます。