NBAドラフト2020:今年の推しメン① フロリダ大のスコッティ・ルイス

ドラフトまであと4カ月余り。そろそろ推しメンの押し売りを始める時期かなと。1人目はフロリダ大のウイング、スコッティ・ルイス。

高校時代は下級生の頃から世代屈指のダンカーとして広く名前を知られた選手。当然マクドナルドオールアメリカンやフープサミットのメンバーにも選出されている。

フロリダ大では派手なスタッツを残してはいないが瞬間的なプレーのインパクトは抜群。優れたクイックネスやウイングスパンをディフェンスでも駆使し、今ドラフトのウイングの中では屈指の2ウェイプレーヤーに成長するポテンシャルを秘めている。

推しなので評価は思いっきり私情に溢れた甘めな評価ですが、予めご了承を。

スコッティ・ルイス

学年:フレッシュマン
大学:フロリダ大
ポジション:SF/SG
身長:195.6cm
主な受賞歴:マクドナルドオールアメリカン/フープサミット
スタッツ:28.5分8.0得点4.1リバウンド0.6アシスト1.2スティール1.3ブロック1.2TO
※2020年2月20日時点の数字
予想指名順位:1巡目下位~2巡目

ハイライトは高校時代

長所

  • 抜群の跳躍力とクイックネス
  • 複数ポジションをマーク可能

短所

  • 粗削りなスキル
  • 華奢なフィジカル

今年のドラフトきってのアスリート

高校時代のダンクコンテスト。コール・アンソニーの姿も。

平均8.0得点とオフェンスでのスタッツは平凡。ハンドリングやミッドレンジ、3PTもまだまだで、オフェンス時に余りボールを持つ機会を与えられていない。USG%は主力の中では最低の15.6%にしか過ぎない。

数字上ではオフェンスの貢献度は低いが、1つの1つのプレーのインパクトは小さくない。長いストライドから繰り出されるストレートドライブの切れ味は抜群。ハンドリングを向上させ、方向転換を磨けば止めるのが困難なプレーヤーに成長するだろう。

FT成功率は82.6 %と中々に良く、シューティングの成長も期待出来る。

オフェンスはまだまだ発展途上のスコッティ・ルイスだが、215.9cmのウイングスパンを誇り、ディフェンスは既に一流。スティールとブロックはどちらも1試合平均1本を超え、ディフェンシブレーティングもフロリダ大の主力では最も優れた数字を残している。どんなシュートであっても思いっきりシュートブロックに跳ぶ彼の姿勢は見ていてとても好感度が高い。

公称195.6cmの身長はSGサイズだが、優れたウイングスパンとクイックネスを駆使し、NBAでも1-3番までディフェンスが可能。対ジョージア大戦では、ドラフト1位指名候補のアンソニー・エドワーズに対して良いディフェンスを見せていた。

数年かけて育成をする価値のある素材

全体的には未熟な選手の為、即戦力ではなく数年スパンでの育成が必要になるが、ウイングスパン、跳躍力、クイックネスといった身体的な面ではスタークラスで2ウェイプレーヤーとして大化けする素質は十分。今年の様に層の薄いドラフトであれば、そこそこの順位で博打に出る価値はあるだろう。

予想指名は1巡目下位から2巡目辺り。アスレティックなウイングという点では対抗馬はアリゾナ大のジョッシュ・グリーンかな。スコッティ・ルイスの方が粗削りだが、身体的なポテンシャルは高く、ジョッシュ・グリーンの方が強靭でオールラウンドの技術を持つがロールプレーヤータイプ。

ジョッシュ・グリーンもグルーガイとしてチームに必要で好きなタイプの選手だが、スター性を求めるのであれば、スコッティ・ルイスを推したい。

育成力のないチームが獲得すれば、双方にとってメリットの無い指名になり兼ねないので、指名順位よりもフィットするチームに行くことを願っている。

追記:アーリーエントリーを回避し残留へ

アーリーエントリーをしていれば、1巡目での指名も十分にあり得たルイスだったが、アーリーエントリーを回避し、もう1年カレッジに残留する事を表明。

ずば抜けたクイックネスと跳躍力を持ち、絶対的なディフェンス力を見せたルイスだったが、オフェンスでのスキルはまだまだ粗削りだった。来季はより完成されたプレーヤーへの成長が期待される。

2021年のドラフトはウイングのタレントが豊富で競争は今年を上回る激戦は必至だろう。

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