シャックの長男、シャリーフ・オニールが父の母校LSUへ

シャックことシャキール・オニールの長男、シャリーフ・オニール

高校時代から世代トップ選手の1人と目され、高校バスケを代表するオールスター戦の1つジョーダンブランドクラシックにも選出されています。

高校卒業後はカリフォルニアの名門UCLAに進学したが、1年目は心臓の手術でレッドシャツに。2年目の今季は健康を取り戻しコートに復帰しましたが、出場機会は伸びませんでした。

シャリーフ・オニールは2020年1月末にUCLAを去る事を公表。転校先に注目が集まる中、2月14日に父の母校であるルイジアナ州立大(LSU)への転校を明らかにしました。

UCLAを離れ、父の母校LSUへ


シャックの長男、シャリーフ・オニール

公称205.7cmの身長と高い跳躍力を誇るコンボフォワード。高校時代はカリフォルニア州のクロスローズスクールでプレー。ESPNランキングで学年32位の評価を受け、学年を代表するプレーヤーの内の1人と目されていました。

心臓手術から回復し、今季遂にカレッジデビューを果たしましたが、出場時間10.2分2.2得点2.9リバウンドと数字は期待通りとは行かず。シーズン半ばで転校を決意し、父であるシャックの母校、LSUを転校先として選択しました。

転校先のLSUの指揮を執るのは今季で3シーズン目のウィル・ウェイド。前任校のVCUを2年連続でのNCAAトーナメントに導いています。LSUは昨季2015年以来となるNCAAトーナメントに出場し、SWEET16に進出。今季もここまで18勝7敗とまずまずの成績を残し、NCAAトーナメント出場圏内につけています。

シャリーフは複数のポジションでプレー出来るサイズと運動能力を持ち、カレッジバスケットボールでは重宝されるタイプ。高校時代はハンドリングとシューティングを磨き、アウトサイドでもプレー出来るプレーヤーへと成長を見せていました。

現状はNBA入りに程遠いものですが、シャックの遺伝子を引継ぎ身体的な才能は十分にNBAレベル。カレッジのプレー強度の高さに技術が追い付けば才能が開花し、ドラフト指名を受けてのNBA入りも夢ではありません。

NCAAの転校規定により、シャリーフがいつからLSUで公式戦に出場できるかは、まだ不透明。来季のLSUには高校バスケ界屈指のスコアラー、キャム・トーマスも入学予定で、シャリーフを含め大きな戦力補強に成功しています。

シャリーフの公式戦出場が直ぐに認められ、運動能力とオールラウンドなスキルを発揮することが出来れば、LSUは来季も楽しみなチームとなるでしょう。

シャリーフ・オニールを失ったUCLAはと言うと、昨季は17勝16敗でNCAAトーナメント出場を逃し、今季はここまで15勝11敗。今季からミック・クローニンがヘッドコーチに就任しましたが苦戦が続いています...

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