ケンタッキー大のジョニー・ジュザンが転校へ
— Johnny Juzang (@JohnnyJuzang) March 27, 2020
新型コロナの影響によるシーズンの終了を受け、ジュザンはUKを離れ転校する事を表明した。UKでは活躍することは出来なかったが、優秀なシューターであるジュザンは他校からのニーズも高いだろう。
ジュザンは転校先候補としてオレゴン大、テキサス工科大、アリゾナ大、UCLA、ビラノバ大、ノートルダム大の6校を挙げている。
強豪校入学のリスク
近年、多くの選手をNBAに輩出し、"NBAプレーヤー養成所"と呼べるUK。全米から注目が注がれ、ここで活躍が出来ればNBA入りが確約されると言っても過言ではない。ドラフト上位でのNBA入りを求め、毎年多くの有望選手がUKの門を叩くが、その全てが順風満帆なキャリアを歩むわけではない。
ジュザンと同級生でマクドナルドオールアメリカンにも選出されたケイヒル・ホイットニーも出場時間に恵まれず、シーズン半ばでUKを去っている。昨季もマクドナルドオールアメリカンに選出されたガードのクアデ・グリーンがシーズン途中で転校をしており、UKでのチーム内競争を勝ち抜くことは世代を代表するプレーヤーをもってしても容易では無い。
来季もNCAA屈指のフレッシュマンが入学予定
BJ・ボストン
テレンス・クラーク
チーム内競争に勝ち抜けず、アーリーエントリーでのNBA入りを期待出来る活躍が出来なければ、大学に残留することに。そしてそこには毎年有望な新入生が入ってくるわけで...。来季もUKにはBJ・ボストン、テレンス・クラークと2人もドラフト上位候補のウイングが入学予定で、来季チームに残っていたとしてもジュザンの出場時間は限られていただろう。
来季のUKには跳躍力と機動力に優れるビッグマンのアイザイア・ジャクソンや勝負強いガードのデビン・アスキュー等も入学予定。リクルートでは全米No1の評価を受けており、今季から残留するメンバー次第では、2015年以来となるFinal4も射程圏内に入る。
誰もが憧れを抱くUKであるが、そこでプレーする彼等のゴールはUKでプレーする事ではない。他校に転校した場合、転校ルールによって1年間公式戦での認められないケースが多く、NCAA屈指のNBA養成所であるUKでプレーする事は大きなリスクも伴う選択だ。
ジュザンは4月9日にtwitter上で彼の地元であるカリフォルニア州のUCLAに転校することを公表した。
UCLAは今季所属カンファレンスのPac-12で2位と中々の成績を残している。ガードにはフレッシュマンながら5.0アシストを記録したタイガー・キャンベル、周囲のタレントも悪くはない。
転校生ではあるが、転校後直ぐに公式戦でプレーできる様に模索している様だ。(この辺りの転校規定の細かい所はよく把握していないのですが...)
ジュザンは需要の高いシューターなので、この先のNBA入りの可能性も十分に残されている。
追記:地元UCLAに転校へ
I’m coming home ! #4sUp pic.twitter.com/IsqD8ViPTv— Johnny Juzang (@JohnnyJuzang) April 9, 2020
UCLAは今季所属カンファレンスのPac-12で2位と中々の成績を残している。ガードにはフレッシュマンながら5.0アシストを記録したタイガー・キャンベル、周囲のタレントも悪くはない。
転校生ではあるが、転校後直ぐに公式戦でプレーできる様に模索している様だ。(この辺りの転校規定の細かい所はよく把握していないのですが...)
ジュザンは需要の高いシューターなので、この先のNBA入りの可能性も十分に残されている。
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