NBAドラフト2020:【決定版】今年のビッグマン候補まとめ

PGまとめからちょっと時間が経ってしまいましたが、ビッグマンまとめを。

レベルが低いと言われる今年のドラフト候補だけれど、ビッグマンの層は割と厚い。現代的なビッグマンは少数だけれど、粗削りな素材は揃っているので、そういったビッグマンの成長には各チームの育成力がモロに反映されるのではないかと。

タレントで言えば高校時代に高校最優秀選手賞を受賞しているワイズマンが、実績で言えば今季のカレッジ最優秀賞を受賞しているオビ・トッピンが一歩抜けている印象です。

選手概要

大学学年身長体重
ジェームス・ワイズマンメンフィス大フレッシュマン215.9cm109kg
オビ・トッピンデイトン大ソフォモア205.7cm99.8kg
オニエカ・オコングーUSCフレッシュマン205.7cm111.1kg
ダニエル・オトゥルミネソタ大ソフォモア208.3cm108.9kg
ジェイレン・スミスメリーランド大ソフォモア208.3cm102.1kg
バーノン・キャリーJrデューク大フレッシュマン208.3cm122.5kg
アイザイア・スチュアートワシントン大フレッシュマン205.7cm113.4kg
ジーク・ナージアリゾナ大フレッシュマン210.8cm108.9kg
ユドカ・アズブーキカンザス大シニア213.4cm122.5kg
ニック・リチャーズケンタッキー大ジュニア210.8cm112kg
プレシャス・アチュワメンフィス大フレッシュマン205.7cm102.1kg

スタッツ

MPGFG%3PT%FT%ORDRREBASTBLKSTLPFTOPTS
ジェームス・ワイズマン23.076.9%0.0%70.4%4.36.310.70.33.00.31.71.019.7
オビ・トッピン31.663.3%39.0%70.2%1.26.47.52.21.21.01.62.220.0
オニエカ・オコングー30.661.6%25.0%72.0%3.35.48.61.12.71.22.72.016.2
ダニエル・オトゥル33.956.3%36.5%70.7%3.77.511.31.12.50.52.72.820.1
ジェイレン・スミス31.353.8%36.8%75.0%3.27.310.50.82.40.72.41.715.5
バーノン・キャリーJr24.957.7%38.1%67.0%2.76.18.81.01.60.72.72.017.8
アイザイア・スチュアート32.257.0%25.0%77.4%2.86.08.80.82.10.52.62.217.0
ジーク・ナージ30.757.0%29.4%76.0%3.15.58.60.80.90.72.42.216.1
ユドカ・アズブーキ27.774.8%0.0%44.1%3.57.010.50.92.60.52.42.513.7
ニック・リチャーズ29.664.4%0.0%75.2%2.65.27.80.22.10.13.21.614.0
プレシャス・アチュワ30.449.3%32.5%59.9%3.07.810.81.01.91.12.42.815.8

アドバンスドスタッツ

USG%Off Retgチーム
Off Rtg
+/-Def Retgチーム
Def Rtg
+/-NETTS%Reb%AST%STL%BLK%TO%
ジェームス・ワイズマン28.7%149.698.750.980.188.9-8.869.5077.9%26.8%4.4%0.8%13.6%7.3%
オビ・トッピン27.9%125.1116.98.289.794.3-4.635.4069.1%15.6%14.4%1.8%4.1%13.2%
オニエカ・オコングー23.5%122.5100.422.187.694.2-6.634.9065.4%16.7%8.4%2.3%9.8%13.9%
ダニエル・オトゥル28.7%114.6105.19.591.997.9-6.022.7062.0%19.5%7.9%1.0%7.1%14.9%
ジェイレン・スミス22.6%123.6107.216.488.196.2-8.135.5063.5%19.6%6.0%1.3%8.2%12.3%
バーノン・キャリーJr30.9%121.1112.48.787.492.6-5.233.7062.6%21.1%8.3%1.6%5.8%12.5%
アイザイア・スチュアート24.4%119.9101.618.393.395.6-2.326.6063.9%16.9%6.3%1.0%7.0%14.3%
ジーク・ナージ24.0%120.6109.511.191.993.6-1.728.7064.1%17.5%5.8%1.4%3.3%14.8%
ユドカ・アズブーキ22.8%118.4110.28.282.389.7-7.436.1069.7%23.4%7.2%1.0%10.9%19.9%
ニック・リチャーズ20.6%128.0109.318.794.697-2.433.4068.7%16.7%1.7%0.2%8.0%13.4%
プレシャス・アチュワ27.6%101.198.72.48288.9-6.919.1054.2%20.4%7.4%2.0%6.4%16.2%

オールドスクールなビッグマンが豊富

今年の特徴としてはビッグマンの枚数は豊富だが、現代的なプレーエリアが広く多彩なスキルを持ったビッグマンが限られているだろう。

現代的と言えるビッグマンはデイトン大のオビ・トッピンとメリーランド大のジェイレン・スミスくらいだろう。(トッピンをビッグマンカテゴリーに入れるのは微妙だけれど...)

ジェームス・ワイズマンについては3試合しか出場していないので、今回は触れずにおこうかな。

得点の効率が良いのはカンザス大のユドカ・アズブーキ、ケンタッキー大のニック・リチャーズ、デイトン大のオビ・トッピン。

前者2人はゴリゴリのインサイドプレーヤーであるのに対してトッピンはアウトサイドシュートやドライブも得意とするプレーヤー。多彩なスキルを備えているだけでなく、効果的なオフェンスを展開している点もプラスだろう。トッピンはアシスト%でも1人だけ2桁の数字を残しており、オフェンスの万能性では群を抜いている。

ディフェンスで優れた数字を残したのはUSCのオニエカ・オコングー。

ブロック%でも優れた数字を残し、スティール%も優秀。平均2.7ブロック1.2スティールとブロック、スティール共に平均1本越え。私的にスティールはクイックネスの指標の1つと考えており、ここは現代のビッグマンにおいて重要な要素だろう。

シュートに関してはFT成功率が70%を超えていれば及第点。ワシントン大のアイザイア・スチュアートの77.4%は優秀な数字。現在はペイントエリアに特化したプレーヤーだが、プレーエリアを広げる素養がありそうだ。スチュアートはディフェンスに難ありと予想しているので、オフェンス面の成長に期待したい。

アズブーキの数字は彼のスタイルからも分かり切っていたが、メンフィス大のプレシャス・アチュワの数字は気になる数字。素材型の選手ではあるが、機動力が高くコンボフォワード系の成長が期待される中でこのFT成功率は懸念事項となる。

素材は揃うが...

今年の特徴として上級生も含めて素材型が豊富な点。トッピンを除けば上級生も下級生も完成度は大差がなく、NBAで成功するかどうかは今後の成長次第。その為、各チームの育成力がモロに出るドラフトとなりそう。

逆に言えば育成力の高いチームであれば、2巡目でもローテーションプレーヤーを十分に獲得できるのではと予想している。

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