class of 2020のアイザイア・トッドがカレッジをスキップし、プロ挑戦へ

class of 2020の有望選手、アイザイア・トッド。跳躍力、起動力、アウトサイドシュートに優れるインサイドプレーヤーで下級生の頃からプロ向きの選手として、その将来性に高い期待を寄せられてきた選手だ。

ミシガン大にコミットし、今夏から進学を予定していたトッドだったが、ミシガン大への進学を撤回し、プロに挑戦することが報じられた。

昨年も有望高校生の1人だったRJ・ハンプトンがカレッジへの進学ではなく、オーストラリア・ニュージーランドのNBL挑戦を選択し、ニュージーランドブレーカーズに入団。ハンプトンは平均8.8得点3.8リバウンド2.4アシストを記録し、今年のドラフトの1巡目指名が有力視されている。

ミシガン大は獲得が有力と見られていたジョッシュ・クリストファーもアリゾナ州立大に持っていかれたばかり。ミシガン大のファンにとってはショッキングな日となった。

トッドと同様に、ジョッシュ・グリーンダイシェン・ニックスも高卒Gリーグ入りを決めている。

アイザイア・トッド

学年:class of  2020
高校:ワードオブゴッドクリスチャンアカデミー
ESPNランキング:13位
ポジション:PF
身長:205.7cm
主な個人賞:マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック

長所

  • 柔らかいシュートタッチ
  • 高い機動力と跳躍力
  • 現代的なスキルセット

短所

  • ウイングスパンは平凡でディフェンスでのポテンシャルには疑問符
  • スキルは全体的にブラッシュアップが必要
  • 華奢なフィジカル

ハイライト

現代的なインサイドプレーヤー

この学年を代表するプレーヤーとして下級生の頃から注目を集めてきたアイザイア・トッド。跳べて、動けて、アウトサイドも打てる現代的なインサイドプレーヤーで、プロ向きの選手と評されてきた。

下級生の頃は学年TOP3の評価を受けていたが、中々プレーの完成度を上げる事が出来ず、現在のESPNランキングは13位と少し評価を落としているが、彼のサイズでこれだけ動ける選手は魅力。おぼつかない所があるハンドリングを改善出来れば、自分で得点をクリエイト出来るプレーヤーに成長できるだろう。上手く行けば、クリス・ボッシュの様な選手になれるかもしれない。

彼の成長の為には、個人技術の向上が必要不可欠だが、カレッジでは練習時間が限定されており、バスケットボールだけにフォーカスすることは出来ない。アマチュア規定が定められているカレッジでの金銭の授受に関しても、近年取締りが強化されている。今年のドラフト上位指名候補のジェームス・ワイズマンが、高校時代の引っ越し費用を現メンフィス大ヘッドコーチのアンフェニー・ハーダウェイに援助してもらったとして、出場停止処分を受け、その後大学を去る決断をしたことは記憶に新しい。

そんな流れもあって、ここ最近はカレッジをスキップし個人トレーニングでバスケットボールの技術向上に専念したり、海外プロに挑戦したりというケースが増加している。2016年にソン・メイカーのアーリーエントリーが認められて以降、高校卒業後1年間プレップスクールに行き、そのままアーリーエントリーというケースも毎年の様に出てきている。

昨年のドラフトでも、高校卒業後ニューバランスとインターンとして契約し、1年間ワークアウトでNBAドラフトに向けて準備をしたダリアス・ベイズリ―が1巡目23位で指名を受け、カレッジに行かなくともNBAドラフトで指名を受けられるという実例は年々増えている。

また、今回のトッドの決断は、ミシガン大への進学を有力視されていたジョッシュ・クリストファーがアリゾナ州立大への進学を公表してから1日と経たずに報じられており、クリストファーの進路もトッドの判断に影響しているかもしれない。

トッドは選択肢を"海外プロ"に限定しておらず、Gリーグに挑戦する可能性もある。

追記:グリーンを追いGリーグへ


"プロ"の行き先を海外に限定していなかったアイザイア・トッド。先立ってGリーグへの参戦を表明していたジェイレン・グリーンを追い、トッドもGリーグ参戦へ。

グリーンと同様に新しいルートを進むパイオニアとなる。

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