NBAドラフト2020:カレッジを代表するビッグマンのルカ・ガーザがアーリーエントリーへ

アイオワ大のビッグマン、ルカ・ガーザ。スポーティングニュース誌選出の最優秀選手賞や、カレッジ最優秀のセンターに贈られるカリーム・アブドゥル-ジャバ―賞を獲得した今季のカレッジバスケを代表するプレーヤーの1人だ。

ジュニア(大学3年)のガーザはTwitter 上で今年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明。アーリーエントリーはするが、評価によってはアーリーエントリーを撤回し、来季もカレッジでプレーする可能性も残す方針の様だ。

プロフィール

氏名ルカ・ガーザ
カレッジアイオワ大
学年ジュニア
ESPN
ランキング
ランク外
※Rivalsランキング111位(2017)
生年月日1998年12月27日
ポジションC
出身校マレットスクール(ワシントンDC)
主な個人賞スポーティングニュース最優秀選手賞
カリーム・アブドゥル-ジャバ―賞
Big 10最優秀選手賞
ピート・ニューウェルビッグマン賞
特記事項母親はボスニアヘルツェゴビナ出身。
両親含め、多くの親戚がバスケットボールで活躍。
母方の伯父はスロベニアナショナルチームの通算得点記録保持者。
長所・多彩なポストオフェンススキル
・アウトサイドシュートも得意とする
・ポストからゲームメイクの出来る選手に成長するポテンシャル
懸念事項・NBAではクイックネス不足でディフェンスに懸念

スタッツ

出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
3254.235.865.13.66.39.8
ASTBLKSTLPFTOPTS
1.21.80.82.51.823.9

アドバンスドスタッツ

USG%OFF RTGDEF RTG+/-TS%OFF REB%
33.30%119.998.921.0060.10%13.60%
DEF REB%REB%AST%STL%BLK%TO%
23.30%18.50%9.30%1.50%6.10%8.50%

ハイライト

パワーと技術を併せ持つ技巧派センター

数々の個人賞を受賞し、カレッジを代表するビッグマンへと成長を見せたルカ・ガーザ。平均得点を13.1得点から23.9得点、平均リバウンドを4.5リバウンドから9.8リバウンドへと昨季からスタッツを大きく向上させた。

アメリカで育った選手であるが、母親はボスニアヘルツェゴビナ出身で、ガーザのプレーからもどことなくヨーロッパのビッグマンの香りが感じられる。彼の親戚にはカレッジやプロで活躍したバスケットボール選手が溢れる、バスケットボール一家のサラブレッドだ。

パワーとフットワークに優れ、インサイドで存在感を放つ一方で、アウトサイドからのシュートも得意としている。ローポストでディフェンスを引き付けてのアシストも上手く、この辺りの多彩さにヨーロッパのビッグマンの系譜が感じられる。ボールを持っていなくとも、ガーザがディフェンスの注意を惹いてくれることで、周囲のプレーヤーが伸び伸びとプレーが出来ていた。

オフェンスに関して言えば、カレッジでトップレベルの存在感を持つガーザであるが、クイックネスと機動力に関してはNCAAレベルでも並。カレッジよりもアップテンポなバスケが展開され、アスレティックな選手が揃うNBAではディフェンスが懸念事項となるだろう。

ニコラ・ヨキッチの様なプレーヤーへ

NBAを代表するインサイドプレーヤーの1人であるデンバーナゲッツの二コラ・ヨキッチ。ガーザもヨキッチレベルまでとは言わないまでも、同じ系統のプレーヤーへと成長する期待がある。

今季はドラフト上位級のビッグマンこそ限られているが、1巡目後半から2巡目に入りそうなビッグマンの層は厚い。現在の評価では、ガーザがドラフトで指名を受けるとしても2巡目以降だろう。

ガーザはアーリーエントリーを表明しているが、カレッジに残留する選択肢も残している。卒業までもう1年カレッジでプレーし、オフェンスでの多彩さ、ディフェンスでの機動力の向上に集中する方が賢い選択かもしれない。

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