NBAドラフト2020:ディフェンス重視の選手を取るには、コンバイン結果が要チェックなのではという話

何となく感覚的なもので、NBAレベルでディフェンスに優れた選手になるには、身体的な才能が必要不可欠なんじゃないかなという気がしている。オフェンスは技術の向上で成長が期待できるが、ディフェンスはもう先天的なものなんじゃないかなと。

あくまで感覚的な予想なので、実際にどうなのかなというのを2019年にNBAのオールディフェンシブチームに選ばれた選手のコンバイン結果から見てみようというお話。

特に結論は無く、チラシの裏にでも書いとけという内容(そんなこと言い始めたら毎回そうなのですが...)ですがご容赦下さい。

2015-2019ドラフトコンバインの身体測定結果

ポジション裸足身長(cm)ウイングスパン
(cm)
スタンディング
リーチ(cm)
裸足身長-
ウイングスパン比
裸足身長-スタンディングリーチ比
PG185.69198.18247.20106.73%133.13%
SG192.08204.56254.34106.50%132.41%
SF197.04210.02262.43106.59%133.19%
PF203.03216.52271.47106.64%133.71%
C208.37222.67280.27106.86%134.51%
全体平均196.93210.02262.58106.65%133.34%

ディフェンシブチームの身体測定結果

氏名裸足身長(cm)ウイングスパン(cm)スタンディング
リーチ(cm)
裸足身長-
ウイングスパン比
裸足身長-スタンディングリーチ比
ルディ・ゴベール214.6235292.1109.50%136.10%
ポール・ジョージ202.6211.5271.8104.40%134.20%
マーカス・スマート188206.4251.5109.80%133.80%
エリック・ブレッドソー183.5201.9248.9110%135.60%
ドリュー・ホリデー191.1200.7255.3105%133.60%
クレイ・トンプソン197.5205.7262.9104.20%133.10%
ドレイモンド・グリーン197.5216.5266.7109.60%135%
カワイ・レナード198.1221269.2111.60%135.90%


上の表の1つ目は2015-2019のドラフトコンバインでの身体測定結果をポジション別にまとめたもの。下の表は2019年にオールディフェンシブチームに選出されたプレーヤーのドラフトコンバインでの身体測定結果。

まず、裸足身長を見てみましょう。

裸足身長が各ポジションの平均よりも低いのは、マーカス・スマート、エリック・ブレッドソー、ドレイモンド・グリーンの3人でしょうか。この3人は裸足身長-ウイングスパン比が高く、身長不足をウイングスパンでカバーしている事が伺えます。

次に裸足身長-ウイングスパン比を見てみると、数字が各ポジションの平均よりも低いのは、ポール・ジョージ、ドリュー・ホリデー、クレイ・トンプソンの3人。この3人は各ポジションの平均身長より高く、ウイングスパン自体もポジション平均を上回っています。

勿論例外的なプレーヤーも

都合の良い事に、今回上げた選手は皆それぞれのポジションで身体的に恵まれた選手だったけれど、勿論例外も有り。

裸足身長(cm)ウイングスパン(cm)スタンディング
リーチ(cm)
身長-
ウイングスパン比
身長-SR比
クリス・ポール182.2193.7236.21.0631.296

キャリアを通じて9度もオールディフェンシブチームに選出されているクリス・ポールは身長-ウイングスパン比こそ良い数字だが、PGとしても明らかに小さく、ウイングスパン自体の長さも平凡。

スタンディングリーチに至っては240cmにも届かない高さ。この身体でディフェンスの名手として評されているのは天才的なセンスがあって初めてなせる業でしょう。

ディフェンスのポテンシャルを見る時の1つの指標に

ポジションの平均と比較し身長が高かったり、身長-ウイングスパン比が優れているからと言って、必ずしも優れたディフェンシブプレーヤーになれるとは言いませんが、NBAのディフェンシブチームに選出されたプレーヤー達はドラフトコンバインの平均と比較し、身体測定結果が秀でている傾向が。

ドラフト候補の将来を妄想する時に、コンバインでの身体測定結果をチェックし、1つの指標にしてみると面白いかもしれません。