ジェイソン・テリーが出身校アリゾナ大のアシスタントコーチ就任へ

元NBAプレーヤー、"JET"ことジェイソン・テリー。2011年にダラスマーベリックスでNBA王者にも輝いたテリーが、彼の母校であるアリゾナ大のアシスタントコーチに就任することが報じられている。

テリーはアリゾナ大で1stチームオールアメリカン、カンファレンスの最優秀選手賞等、輝かしい実績を残し、1997年にはNCAA制覇も達成。彼の背番号である31番はアリゾナ大の永久欠番にも指定されています。



JETの加入でリクルートが加速


NBAで19年ものシーズンを過ごしたジェイソン・テリーの獲得は、NBAを目指す有望高校生のリクルートにプラスに作用するでしょう。特にNBA入りを目指すスモールプレーヤーにとって、テリーの豊富なNBAでの経験は魅力に映るはずです。

現ヘッドコーチのショーン・ミラーの下、NCAAでも屈指のリクルート力を見せており、直近ではディアンドレ・エイトンが2018年にアリゾナ大からドラフト1巡目1位指名でNBA入り。昨年もニコ・マニオン、ジョッシュ・グリーンとコンスタントに有望なフレッシュマンがアリゾナ大に入学しています。

今年のアリゾナ大のリクルートは更に一味違い、今年だけで6人もの海外出身選手がアリゾナ大に入学予定。近年ではフィンランド出身のラウリ・マルッカネンがアリゾナ大で1シーズンプレーし、NBA入りを果たしています。

前述のマニオンもイタリア出身でグリーンもオーストラリア出身と元々インターナショナル色の強いチームではありましたが、今年は一気に国際化が進みます。

テリーの獲得により、アメリカ国内の有望選手のリクルートも強化されれば、アリゾナ大のリクルートに一層磨きがかかるでしょう。

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