王道を進むエリート、ジェイソン・テイタム:スタープレーヤーのあの頃
トレー・ヤングに続いて、ボストンセルティックスのジェイソン・テイタムを。
USA代表としてU17とU19ワールドカップに出場し、高校生時点で2度の世界制覇を経験した世代屈指のエリート。大学はデューク大に進学。1年でアーリーエントリーし上位指名でNBA入りを果たしたバスケットボールの王道を歩んできた選手です。
NBAでも順調にステップアップし、今年3年目にして念願のオールスター出場も果たしました。
カレッジはワンアンドダンの名産地、デューク大へ進学。怪我で開幕には出遅れたものの、ルーク・ケナードに次ぐセカンドオプションとして平均16.8得点を叩き出し、ディフェンスでもスティール・ブロック共に1試合平均1本越えを記録し、攻守に安定した活躍を見せました。
タフショットを好む傾向にあったテイタムは効率こそイマイチでしたが、その能力の高さはカレッジでも際立ち、シーズンが進むに連れ、より確実なプレーを見せ、信頼出来るプレーヤーへと成長していきました。
この年のデューク大にはハリー・ジャイルズの怪我もありインサイドが安定せず、ACCのカンファレンスゲームでは11勝7敗で5位と苦しみますが、第5シードで挑んだACCトーナメントを4戦連勝で制覇。ACCトーナメントでは4日間で4勝を挙げた史上初のチームとなりました。
ACCトーナメントの優勝により、第2シードでNCAAトーナメントに進んだデューク大でしたが、2回戦でサウスカロライナでに屈し、早々とトーナメントを去りました。
USA代表としてU17とU19ワールドカップに出場し、高校生時点で2度の世界制覇を経験した世代屈指のエリート。大学はデューク大に進学。1年でアーリーエントリーし上位指名でNBA入りを果たしたバスケットボールの王道を歩んできた選手です。
NBAでも順調にステップアップし、今年3年目にして念願のオールスター出場も果たしました。
プロフィール
スタッツ:カレッジ
ミッドレンジマスターとして高校を席巻
高校のスーパースターにはサイズやクイックネス等のフィジカルな要素に頼るプレーヤーも少なくない中、テイタムは高校時代から一味違いました。
キレの良いハンドリング、多彩なステップワーク、高精度のジャンパーを高校生時点で身に付け、巧みに得点を重ねる姿は他の高校生とは一線を画します。同学年のスタープレーヤー、マイルス・ブリッジスを擁するハンティントンプレップとの試合では46得点を上げ、ブリッジスを圧倒しました。
シーズン終了後にはゲーターレード社選出のアスリートオブザイヤー賞を受賞。この賞はバスケットボールだけでなく、野球やフットボール、陸上等の主要スポーツの高校生アスリートの中で、その年最も活躍した選手に贈られる賞。
過去にはレブロン・ジェームス、ドワイト・ハワード、ケビン・ラブ等もこの賞を受賞。テイタムの受賞以降、男子バスケットボールからこの賞を受賞したプレーヤーはまだ出ていません。
デューク大でも安定した活躍を
カレッジはワンアンドダンの名産地、デューク大へ進学。怪我で開幕には出遅れたものの、ルーク・ケナードに次ぐセカンドオプションとして平均16.8得点を叩き出し、ディフェンスでもスティール・ブロック共に1試合平均1本越えを記録し、攻守に安定した活躍を見せました。
タフショットを好む傾向にあったテイタムは効率こそイマイチでしたが、その能力の高さはカレッジでも際立ち、シーズンが進むに連れ、より確実なプレーを見せ、信頼出来るプレーヤーへと成長していきました。
この年のデューク大にはハリー・ジャイルズの怪我もありインサイドが安定せず、ACCのカンファレンスゲームでは11勝7敗で5位と苦しみますが、第5シードで挑んだACCトーナメントを4戦連勝で制覇。ACCトーナメントでは4日間で4勝を挙げた史上初のチームとなりました。
ACCトーナメントの優勝により、第2シードでNCAAトーナメントに進んだデューク大でしたが、2回戦でサウスカロライナでに屈し、早々とトーナメントを去りました。
1巡目3位指名を受けボストンセルティックスへ
その後はドラフトにアーリーエントリーし、1巡目3位指名でボストンセルティックスへ。1年目から期待通りの活躍を続け、次代のスーパースター候補として順調な成長を続けている。
コメント
コメントを投稿