田中力君の所属校、IMGアカデミーには今年も有望選手が集まる

2019年にはジョッシュ・グリーン、アルマンド・ベイコット、ジェレマイア・ロビンソン-アールの3人のマクドナルドオールアメリカンを擁し、全米招待トーナメントで優勝を果たしたIMGアカデミー。

昨季も多くのESPNランカーを擁し、全米屈指のスター軍団として注目を浴びました。

日本人にとっては、田中力君の所属校としても知られるIMGアカデミー。アメリカでもトップレベルのタレントが集まるチームには、2020-20221シーズンに向け、今年も多くの有望高校生が加入しています。



全米屈指のポイントガードがIMGアカデミーに


今年ジュニア(日本の高2相当)になるclass of 2022のポイントガード、ジェイデン・ブラッドリーがIMGアカデミーに転校を表明。

ESPNランキングで学年全体で7位、ポイントガードで1位にランクされるブラッドリーはノースカロライナ大やカンザス大等、多くの強豪カレッジからオファーを受ける有望株。

ポジションが同じポイントガードという事で、田中力君にとっては出場時間を争う強力なライバルとなりそうです。

ジュワン・ハワードの息子もIMGへ

白のユニフォーム背番号13がジェット・ハワード

現在はミシガン大でヘッドコーチを務める元NBAプレーヤー、ジュワン・ハワードの息子であるジェット・ハワード。

class of 2022で全体37位にランクされるハワードも、IMGアカデミーと同じフロリダ州内の強、NSUユニバーシティスクールからIMGアカデミーの転校予定。

世代別USA代表候補合宿にも召集されるハワードは、ハンドリングに優れるウイングプレーヤー。最近はウイングがボールハンドラーの技術を身に付けるのが流行りなので、ハワードがガードを務める時間も出てくるでしょう。

例年以上のタレントが揃う

現時点でのIMGアカデミーのメンバーで、ESPNランキング入りを果たしているの下記のプレーヤー。
  • class of 2021:ムーサ・ディアバテ(PF:ESPNランキング7位)
  • class of 2021:ウォーレン・リン-キッド(C:ESPNランキング76位)
  • class of 2022:ジェイレン・ブラッドリー(PG:ESPNランキング7位)
  • class of 2022:ブランドン・ハントリー-ハットフィールド(PF:ESPNランキング8位)
  • class of 2022:ジェラス・ウォーカー(SF:ESPNランキング10位)
  • class of 2022:エリック・デイリーJr(PF:ESPNランキング35位)
  • class of 2022:ジェット・ハワード(SG:ESPNランキング37位)
実に7人ものプレーヤーがESPNランキングにランクインをしています。

昨季、IMGアカデミーには本職のポイントガードが不在で、コンボガードのジェイデン・スプリンガーが主にボールハンドラーを務め、タレント揃いのIMGの中でが手薄なポジションでした。

今季もインサイドと比較するとガードの枚数は少ないものの、本職のブラッドリーが加入。class of 2021の田中力君は2020-2021が高校バスケでの最後のシーズン。ライバルが加入し、熾烈な出場時間争いが予想されますが、ラストイヤーの活躍に期待です。

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