2021年ドラフト1位指名候補、ケイド・カニングハムの選択は?オクラホマ州立大が前アシスタントコーチの収賄でペナルティを受ける。

2021年のドラフト1位指名有力候補のケイド・カニングハム。

カニングハムの進学先であるオクラホマ州立大は2017年のFBIによる捜査で、当時のアシスタントコーチ、ラモント・エバンスの収賄が明らかとなり、その後オクラホマ州立大はエバンスを解雇しています。

今回、エバンスの収賄によるオクラホマ州立大へのペナルティがNCAAから公表されました。

その中の1つには

2020-2021シーズンのポストシーズンの参加を禁ずる

というものがあり、シーズン開幕前にオクラホマ州立大の2021年NCAAトーナメント進出は不可能となってしまいました。

オクラホマ州立大はNCAAの決定に対して異議申し立てを行うと見られている。

NCAAのオクラホマ州立大へのペナルティの詳細ついては公式ページをご確認下さい。

※あくまで速報として報じられている情報なので、状況が変われば投稿内容を更新します


ケイド・カニングハムの進学への影響は?


ESPNランキング学年2位にランクされた、学年トッププレーヤーの1人ケイド・カニングハム。

彼の兄がオクラホマ州立大のアシスタントコーチであることから、並み居る強豪の中からオクラホマ州立大への進学を選択しました。

今回のペナルティを受け、カニングハムはオクラホマ大への進学を継続するのか、はたまた違う道に進むのか、彼の選択に注目が集まります。

2016年のベン・シモンズ、2017年のマーケル・フルツとNCAAトーナメント不出場の選手がドラフト1位指名を受けており、NCAAトーナメント出場がドラフト上位指名の絶対条件ではありません。

カニングハムが自身の育成環境として兄のいるオクラホマ州立大が最適と判断すれば、このままオクラホマ州立大に残ることも十分考えられます。

一方で、同学年のNo1プレーヤー、ジェイレン・グリーンはカレッジをスキップし、Gリーグ入り。Gリーグも有望高校生にとって魅力的な育成環境を整備しており、アイザイア・トッド等、複数の有望高校生もグリーンに続きました。

カニングハムもGリーグに進むのであれば、Gリーグに向けられる注目は更に高まる事になるでしょう。

カニングハムはオクラホマ州立大に残留へ

NCAAによるオクラホマ州立大へペナルティが課される事が決定した事を受け、去就が注目されたケイド・カニングハムでしたが、Twitter上でオクラホマ州立大への残留を公表しています。

残留を決定した事以上に、その公表の為にわざわざ動画を作成した力の入れ様に驚きです。

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