SNS時代のモンスター、ザイオン・ウィリアムソン：スタープレーヤーのあの頃
トレー・ヤング、ジェイソン・テイタムに続いてザイオン・ウィリアムソンを。
高校時代の破壊力抜群の彼のダンクはSNS上で世界中に瞬く間に拡散され、ザイオンは一躍世界で注目を集めるプレーヤーに。SNSのお陰もあって、高校生の頃から日本でも知名度の高かった選手でしょうか。
高校卒業後はカレッジの名門デューク大に進学し、2019年には見事1巡目1位指名を受けNBA入りを果たしています。
彼の名前が全米に知られる様になったのは2016年夏に開催されたアンダーアーマー主催のイベント、Elite24からでしょう。
全米から有望高校生が集まるこのイベントで、ザイオンはスコッティ・ルイスやハミドゥ・ディアロ等を相手にダンクコンテストを制覇。オールスターゲームでも23得点を上げ、MVPに選出された6人の内の1人となりました。
続く2016年冬からのシーズンでザイオンは一躍ブレーク。
強豪校向けの招待トーナメント、チックフィレークラシックで得点記録を更新し、ザイオンのハイライト動画はYouTube上でとてつもない再生数を稼ぎ出し、著名なラッパーのドレイクがザイオンのジャージーを着た姿をInstagramにアップロード。
SNSの波に乗り、ザイオン・ウィリアムソンの名は全世界に知られる事になりました。
ESPNランキングで全米2位にランクされたザイオン。彼の進路に世間の注目が注がれる中、ザイオンが選んだのは彼の継父の出身校である地元のクレムゾン大ではなく、ワンアンドダンの名産地であるデューク大でした。
高校生として既に広く知られたザイオンでしたが、僕は彼のカレッジでの活躍に関しては懐疑的でした。
それは
高校時代の破壊力抜群の彼のダンクはSNS上で世界中に瞬く間に拡散され、ザイオンは一躍世界で注目を集めるプレーヤーに。SNSのお陰もあって、高校生の頃から日本でも知名度の高かった選手でしょうか。
高校卒業後はカレッジの名門デューク大に進学し、2019年には見事1巡目1位指名を受けNBA入りを果たしています。
プロフィール
スタッツ：カレッジ
世界中にその名を轟かせた高校時代
彼の名前が全米に知られる様になったのは2016年夏に開催されたアンダーアーマー主催のイベント、Elite24からでしょう。
全米から有望高校生が集まるこのイベントで、ザイオンはスコッティ・ルイスやハミドゥ・ディアロ等を相手にダンクコンテストを制覇。オールスターゲームでも23得点を上げ、MVPに選出された6人の内の1人となりました。
続く2016年冬からのシーズンでザイオンは一躍ブレーク。
強豪校向けの招待トーナメント、チックフィレークラシックで得点記録を更新し、ザイオンのハイライト動画はYouTube上でとてつもない再生数を稼ぎ出し、著名なラッパーのドレイクがザイオンのジャージーを着た姿をInstagramにアップロード。
SNSの波に乗り、ザイオン・ウィリアムソンの名は全世界に知られる事になりました。
デューク大で人気に違わぬ活躍を披露
ESPNランキングで全米2位にランクされたザイオン。彼の進路に世間の注目が注がれる中、ザイオンが選んだのは彼の継父の出身校である地元のクレムゾン大ではなく、ワンアンドダンの名産地であるデューク大でした。
高校生として既に広く知られたザイオンでしたが、僕は彼のカレッジでの活躍に関しては懐疑的でした。
それは
- 高校時代に全米レベルのチームに勝利をしていない
- カレッジのインサイドとしてはアンダーサイズ
という理由からでした。
ザイオンの高校最上級生時のシーズン成績は21勝8敗で州大会も制覇しましたが、1学年下のオニエカ・オコングーを擁したチノヒルズハイスクール(このシーズンは既にラメロ・ボール退学後)に対して64-70で敗戦。州外の強豪と対戦するイベントでは好成績を上げてはいませんでした。
また、ザイオンの身長はUSA代表候補合宿での計測で裸足で195.6cm、スタンディングリーチは261.6cmと彼のポジションでは明らかにアンダーサイズ。
驚異的な跳躍力を誇るザイオンと言えど、カレッジでは苦労するのでは？と予想をしていました。
しかし、そんな僕の予想はいとも簡単に覆されます。
シーズン開幕戦の対ケンタッキー大戦で28得点7リバウンドの鮮烈デビューを飾り、その後も数字以上にセンセーショナルなプレーでカレッジを席巻。
NCAAトーナメントではFinal4目前でミシガン州立大の前に屈しましたが、ザイオン個人としてはカレッジの最優秀選手賞を総なめ。
ネイスミス賞、AP賞、ウッデン賞等のカレッジ主要最優秀選手賞を独占したのはケビン・デュラント以来の快挙であり、ザイオンはカレッジバスケットボール史に残るパフォーマンスを披露し、カレッジバスケットを後にしました。
ドラフト1巡目1位指名でNBAへ
2019年のドラフトで他を寄せ付けない圧倒的な評価を受けたザイオンは、予想通り1巡目1位指名を受け、ニューオーリンズペリカンズへ。
故障によりデビューは遅れたが、デビュー戦で球団の新人デビュー戦記録となる22得点を上げ、シーズン中止となるまで19試合で平均23.6得点6.8リバウンドと期待通りの活躍を見せています。
圧倒的なパワー、クイックネス、跳躍力を駆使し、NBAでもザイオン旋風を巻き起こしてくれるでしょう。
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