プロ向きの技巧派インサイドプレーヤー、マイケル・フォスターJr
久しぶりに推しメンの高校生を。
今年高校を卒業するclass of 2020が余りにきらびやかだったせいか、今年シニア(日本の高3相当)となるclass of 2021(2021年高校卒業)はこれまでスルーしがちで来ました...
数少ないclass of 2021の推しメンの1人がマイケル・フォスターJr。屈強なフィジカルと多彩なスキルを備えるプロ向きのフォワードは今年要注目のプレーヤーです。
学年:class of 2021
所属チーム:ヒルクレストプレップ(アリゾナ州)
ポジション:PF
ESPNランキング:6位
主な受賞歴:スポーツイラストレイテッド2ndチームオールアメリカン
スキルフルでプロ向きなインサイドプレーヤー
class of 2021で屈指の技巧派インサイドプレーヤー、マイケル・フォスターJr。
フレッシュマン(日本の中3相当)とソフォモア(日本の高1相当)のシーズンをウィスコンシン州のワシントンハイスクールで過ごした後、アリゾナのヒルクレストプレップに転入。ヒルクレストプレップはディアンドレ・エイトン輩出し、近年は全米から有望選手が集まる高校バスケ界の強豪です。
余談ですが、最近ウィスコンシン州出身のプレーヤーが中々熱い。NBAで活躍するシューターのタイラー・ヒーロー、今年のドラフト上位候補のタイリース・ハリバートン、デューク大に入学するジェイレン・ジョンソンとNBAでも活躍しそうな選手がウィスコンシンから続々と出てきています。
それでは話をフォスターに戻しましょう。
フォスターの魅力は多彩なオフェンススキル。見た目はゴリゴリ系のインサイドプレーヤーですが、アウトサイドからのオフェンスを得意とし、アウトサイドシューティングやハンドリングにもセンスを見せます。ステップのバリエーションも豊富で、洗練されたオフェンスは高校生のインサイドプレーヤーとは思えません。
イメージとしては、よりアスレティックにしたアントワン・ウォーカーかなと。ウォーカーと同様にシュート効率も要改善です。
昨年夏のNike主催のイベントの資料によれば、ウイングスパンは207.6cmと短めですが、運動能力は高く、スモールボール化が進む中では大きなマイナスとはならないかもしれません。
学年変更の噂もclass of 2021に残留
下級生ながら完成度の高いプレーを見せてきたマイケル・フォスターJrには、絶えず学年変更の噂が付きまとってきましたが、結果としてはclass of 2021に残留。
2021年の2月に18歳となるフォスターは、class of 2020に学年変更をしても、現行のルールでは2021年のドラフトにはエントリーが出来ません。
彼のプレースタイルや雰囲気のせいか、カレッジをスキップしてのプロ入り(Gリーグ、NBL)の噂が頻出。彼のメンターもプロ入りがカレッジ入りと並んで選択肢であることをコメントしています。
実力の高さは勿論ですが、何かと話題になりがちな選手で、高校卒業後の進路発表でも大きな注目を集めそうです。
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