2020-2021シーズン注目のソフォモアまとめ
前回のジュニア/シニアに続いて、2020-2021シーズン注目のソフォモアまとめを。
今年はシーズンが途中で終了し、ドラフトまでのスケジュールが不透明というイレギュラーな状況の為か、例年以上に有望なフレッシュマンがカレッジへの残留を選択しているイメージ。
フレッシュマン時点で活躍していたプレーヤー達が2年目にどんな成長を見せてくれるか今から楽しみです。
コフィ・コックバーン
カレッジ:イリノイ大
学年:ソフォモア
ポジション:C
主な個人賞:Big Tenフレッシュマンオブザイヤー(2020)
スタッツ
ハイライト
ジャマイカ出身のパワー系ビッグマン
イリノイ大のビッグマン、コフィ・コックバーン。今年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明していましたが、ドラフトから撤退し、イリノイ大で2年目のシーズンを過ごす事を選択しました。
恵まれたフィジカルを誇り、2019年のHoop Summit時の身体測定では、ウイングスパン228.6cm、スタンディングリーチ281.9cmという数字を叩き出しています。(ちなみに体重は137kgを記録しています...)
彼のサイズを考えると1試合平均1.4ブロックは物足りない数字。プレーエリアは狭く、得点パターンも限られている為、得点効率も改善の余地有りです。
見た目以上に機動力は高く、身体を仕上げることでNBAのスピードにも対応出来るようになるかもしれません。
今季のイリノイ大にはジュニアのアヨ・ドンスムも残り、加えて有望なフレッシュマン達も加入。充実したメンバーが揃い、勝負のシーズンになりそうです。
ジェレマイア・ロビンソン-アール
カレッジ:ビラノバ大
学年:ソフォモア
ポジション:PF
主な個人賞:Big Eastフレッシュマンオブザイヤー(2020)
スタッツ
ハイライト
オールラウンドなエリートインサイドプレーヤー
高校時代はIMGアカデミーの全米制覇に貢献し、田中力君の元チームメイトとしても知られるジェレマイア・ロビンソン-アール。
昨年はU19USA代表メンバーにも選出され、ワールドカップ制覇にも主力として貢献しました。
ビラノバ大の選手らしく、ハンドリング、パッシング、シューティングとオールラウンドなオフェンススキルが魅力。加えてフィジカルコンタクトにも強く、インサイドでも威力を発揮するプレーヤーです。
昨季のTS%55.9%はチームでも5位の数字。得点効率とディフェンスが改善されれば、2021年のドラフト1巡目指名の可能性も出てくるでしょう。
スコッティ・ルイス
カレッジ:フロリダ大
学年:ソフォモア
ポジション:SG/SF
主な個人賞:SECオールフレッシュマンチーム(2020)
スタッツ
ハイライト
アスレティックな2wayプレーヤー
フロリダ大のウイング、スコッティ・ルイス。高校時代から世代屈指のプレーヤーとして名を馳せてきたルイスもカレッジに残留する道を選びました。
カレッジでも屈指の運動能力を誇り、跳躍力、クイックネス共に申し分なし。人間離れした運動能力は"マトリックス"と呼ばれたショーン・マリオンを彷彿とさせます。
直線的なドライブの切れ味は抜群ですが、プレーがまだ素直過ぎるのが玉に瑕。FT成功率は高く、ハンドリングやシュートに持ちこむまでの技術を磨けば、得点能力は飛躍的に向上するでしょう。
推しメンの1人で、今季の飛躍的な成長を予想しています。
オスカー・シュブエ
カレッジ:ウェストバージニア大
学年:ソフォモア
ポジション:C/PF
主な個人賞:2ndチームオールBig 12(2020)
スタッツ
ハイライト
エナジー溢れるハードワーカー
コンゴ民主共和国出身のビッグマン、オスカー・シュブエ。
ウイングスパン224.2cm、スタンディングリーチ276.9cmと身体的に恵まれたビッグマンですが、彼の最大の魅力はエナジー溢れるハードなプレー。
機動力も抜群で、経験値を積めばウェストバージニア大の先輩、サガバ・コナテの様なカレッジを代表するショットブロッカーに成長してもおかしくありません。
オフェンススキルは粗削りで、自分で得点をクリエイト出来る様になるにはちょっと時間がかかりそう。ミッドレンジを磨き、プレーエリアを広げれば、来年のドラフトでの1巡目指名候補になるでしょう。
マシュー・ハート
カレッジ:デューク大
学年:ソフォモア
ポジション:PF
主な個人賞:マクドナルドオールアメリカン(2019)/フープサミット(2019)
スタッツ
ハイライト
抜群のシューティングを誇る万能型インサイドプレーヤー
デューク大のインサイドプレーヤー、マシュー・ハート。
アウトサイドシュートに優れ、オフェンシブレーティングがデューク大の主力選手の中でNo1の数字を誇りました。
卓越したシューティングセンスを誇るハートですが、サイズや運動能力は平凡。フィジカルは華奢ですが、闘争心は高くソフトなプレーヤーではありません。
今季のデューク大には、例年通りにスーパーフレッシュマンが加入しますが、スーパーエースタイプは不在でオールランダーが充実。ボールをシェアするチームバスケが展開出来れば、ハートのシューティングスキルが活きるはずです。
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