生まれ年で見るNBA史上最高の当たり年はいつなのだろう?
前回に続き、生まれ年で見る当たり年は?というネタです。
ドラフトでは96年や2003年が当たり年と言われていますが、生まれ年では何年が当たり年なのでしょうか?
今回は前回の様に配点を決めて、というやり方はしません。というのも前回80年代の当たり年を調べた時に、生まれ年でも明らかに"当たり年"と一目で分かる年があるという事が分かったので。
今回は年代別で1960年代までの当たり年を見ていこうかなと思います。(僕が現役でプレーしているのを見ているのが1960年代生まれのプレーヤー辺りまでなので。)
MVP受賞者を4人も輩出した1988年
代表的な選手
- ケビン・デュラント
- ラッセル・ウェストブルック
- ステファン・カリー
- デリック・ローズ
- ケビン・ラブ
- ディアンドレ・ジョーダン
- ジェフ・ティーグ
- ブルック・ロペス
- ロビン・ロペス
- ニコラス・バトゥム
前回のネタでは配点基準でレブロン・ジェームス擁する1984年が80年代の1位となりましたが、選手層で見れば80年代の当たり年は1988年生まれでしょう。
デュラント、ウェストブルック、カリー、ローズとMVP受賞者が4人もこの年から生まれています。
ラブ、ロペス兄弟、ディアンドレとビッグマンも充実し、バランスの良いメンバーが揃います。もし生まれ年対抗の試合があれば、かなり強そうです。
70年代では1978年にタレントが集まる
代表的な選手
- コービー・ブライアント
- ダーク・ノビツキー
- ショーン・マリオン
- リチャード・ハミルトン
- マイク・ビビー
- ジャーメイン・オニール
- シェーン・バティエー
- スティーブン・ジャクソン
- ジャマール・マグロワ
コービーとノビツキーが並ぶ1978年。ビビー、ハミルトンといういぶし銀のプレーヤーが脇を固めます。
96年にドラフト指名を受けたコービーと2001年にドラフト指名を受けたバティエーが生まれ年で見れば同じ1978年生まれというのも驚きでした。(生まれ年の括りで選手を調べてみるとこういう驚きがあるのが面白い。)
70年代ではティム・ダンカン、ケビン・ガーネット、チャウンシー・ビラップスを輩出した1976年が対抗馬ですかね。
史上最高の当たり年最有力1963年
代表的な選手
- マイケル・ジョーダン
- カール・マローン
- アキーム・オラジュワン
- チャールズ・バークレー
- クリス・マリン
- ジョー・デュマース
- デトレフ・シュレンプ
- ジェフ・ホーナセック
- テリー・ポーター
- スパット・ウェブ
この年に何か特別な出来事でもあったのではないかと思うほど、スター達を輩出した1963年。実に6人ものプレーヤー(ジョーダン、マローン、オラジュワン、バークレー、マリン、デュマース)が殿堂入りを果たしています。
史上最高のプレーヤーの1人であるジョーダン、史上最高のビッグマンの1人オラジュワン、通算得点でNBA史上2位のマローンとNBA史に名を刻んだスター達が揃います。
1990年代の10年間の内、ジョーダンが4回、マローンが2回、オラジュワンとバークレーが1回ずつとこの時代のMVPを1963年生まれでほぼ独占。正に90年代の顔と呼べる選手たちを輩出しています。
1992年のオリジナルドリームチームにもジョーダン、マローン、バークレー、マリンと4人ものメンバーを送り込んだ1963年は、NBA史上に残る当たり年と言えるでしょう。
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