ジェイレン・デューレンはネクストアデバヨとなるだろうか
ビッグマンとは思えない圧倒的な跳躍力と機動力、現代的でオールラウンドな技術を併せ持ち、NBAを席巻しているケンタッキー大出身のバム・アデバヨ。
今季はオールスターにも初選出され、プレーオフでは所属チームのマイアミヒートをFinalに牽引。現代的ビッグマンの新たなスタンダードになろうとしています。
アデバヨは類稀なレベルでサイズ、運動能力、スキルを兼ね備えるプレーヤーですが、現在の高校バスケ界にもネクストアデバヨとなり得るプレーヤーが。
今年からフロリダのモントバーデアカデミーに加入したclass of 2022のビッグマン、ジェイレン・デューレンは今後の成長次第ではアデバヨの様なプレーヤーに成長するポテンシャルを感じさせます。
まずはアデバヨの身体測定結果、カレッジ時代のハイライトをおさらいしてからデューレンを見てみましょう。
バム・アデバヨ
身体測定結果
ハイライト
ジェイレン・デューレン
プロフィール
所属校:モントバーデアカデミー(フロリダ州)
生年月日:2003年11月18日
ESPNランキング:2位
ポジション:C/PF
主な受賞歴:U16アメリカ選手権オールスター5(2019年)
ハイライト
高校バスケ界屈指のモンスターがモントバーデに加入
class of 2022のビッグマン、ジェイレン・デューレン。
昨年のU16アメリカ選手権では、平均10.3得点8.2リバウンド2.0ブロックを記録し、チームの大会制覇に貢献。自身も大会ベスト5に選出されています。
現状では、運動能力とパワーを武器とし、ペイントエリアを主戦場にする古典的なインサイドプレーヤーですが、その支配力は既に高校屈指のレベルにあります。
そのデューレンが今シーズンからフロリダ州の強豪、モントバーデアカデミーに転校しています。
モントバーデアカデミーは単なる強豪としてだけでなく、オールラウンドで現代的なプレーヤーの育成に定評があるチームとして知られます。
ヘッドコーチのケビン・ボイルが2011年に赴任以降、ディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズ、RJ・バレットと多くのプレーヤーを上位指名でNBAに送り込んでおり、2021年のドラフトでも今年モントバーデアカデミーを卒業したケイド・カニングハムとスコッティ・バーンズの2人が上位指名が予想されます。
2022年に高校卒業予定のデューレンは、2シーズンをボイルの下で過ごすことが出来、劇的な成長が期待されます。
サイズや運動能力を主な要因として既に学年2位の評価を得ているデューレン。彼が昨シーズンのスコッティ・バーンズの様なハンドリングやパススキルを身につけたら、NBAに進む頃には一体どんなプレーヤーになっているのでしょうか。
まだまだ先の話ではありますが、今から妄想が捗ります。
16歳でこの体格は恵まれてますね、ウィングスパン長いし。スキルとパスセンスさえ身に付いたら、今年卒業したスコッテティー・バーンズみたいになるかもしれない...今年もMVA強そうだなー
返信削除**スコッティー・バーンズ
削除コメントありがとうございます。
削除身体的な面だけでも相当魅力的なプレーヤーです。モントバーデの育成力が磨きがかかると思うと末恐ろしいです。
この学年はレブロン以来最高の高校生とも評されるイマニ・ベイツを始め、逸材揃いの学年なので、今から注目しておいて損は無いかと思います。