ディケンベ・ムトンボ息子がジョージタウン大への進学を表明

 主力ガードの2人を転校で失ったジョージタウン大に良いニュースが舞い込んで来ました。

ジョージタウン大のOBでNBAでも屈指のディフェンシブプレーヤーとして活躍したディケンベ・ムトンボの息子、ライアン・ムトンボがジョージタウン大へのコミットを表明。

ムトンボはアリゾナ大、フロリダ州立大、テネシー大、ジョージア大等、多くの強豪校からオファーを受ける中、父と同じ道を辿りジョージタウン大に進む事を決めました。

父の後を追いジョージタウン大へ

※白のユニフォーム背番号21番がムトンボ

ジョージア州アトランタのラベットスクールでプレーするライアン・ムトンボは来年高校を卒業するclass of 2021のプレーヤー。

父よりは小さいものの、公称で6フィート11インチ(約210.8cm)のサイズを誇り、ESPNランキングでは学年94位にランクされます。

あのディケンベ・ムトンボの息子という事もあり、即戦力での活躍や、アーリーエントリーでのNBA入りを期待してしまいますが、比較的遅咲きの彼に、現時点でそういった活躍を期待してしまうのは少し酷かなと。

サイズや父譲りのウイングスパンは魅力的ですが、オフェンスの技術やフットワークはまだまだな印象。ジョージタウン大で順調に成長すれば、数年後には戦力となるはず。現役時代は伝説的なビッグマンとして活躍した現ジョージワシントン大のヘッドコーチ、パトリック・ユーイングのビッグマン育成の手腕が問われます。

カレッジ時代に2度のカンファレンス最優秀選手賞に輝いた父の様な選手への飛躍を願っています。

ちなみに、今回ライアン・ムトンボがジョージワシントン大に進んだことで、同大出身の伝説的なインサイドプレーヤー、ユーイング、ムトンボ、そしてアロンゾ・モーニングのそれぞれの息子(パトリック・ユーイングJr、ライアン・ムトンボ、トレイ・モーニング)がジョージタウン大に進学した事に。(ムトンボはまだ予定の段階ですが)

同大出身者の出身校への思い入れの強さが感じられます。

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