カレッジ2020-2021シーズン:今季はビッグガードが気になります

11月に入り、カレッジの開幕までもう間もなく。シーズン開幕前の注目選手予習の時期です。

シーズンの開幕に先立って、ネイスミスメモリアルバスケットボールホールオブフェイムが、カレッジ最優秀ポイントガードに贈られるボブ・クージー賞の有力候補者20人を発表。(詳細が気になる方はコチラをどうぞ)

今回はその20人の中から私的に気になるプレーヤーを。

2021年のドラフト上位候補、ケイド・カニングハム


今年のカレッジボールを語る上で絶対に欠かせないプレーヤーがオクラホマ州立大のフレッシュマンガード、ケイド・カニングハム。

登録身長6フィート8インチ(203.4cm)のビッグガードは、高校時代に所属校のモントバードアカデミーをシーズン無敗に牽引し、複数の全米最優秀選手賞を受賞している学年トッププレーヤー。

2019年の夏には、高校生ながらUSA代表メンバーに選出され、U19ワールドカップに出場。主力プレーヤーとしてチームの世界制覇に大きく貢献しました。

カニングハムは多くの強豪やGリーグからもリクルートを受ける中、彼の兄であるキャナン・カニングハムがアシスタントコーチを務めるオクラホマ州立大に進学。フレッシュマンながらフロアリーダーとしての活躍が求められます。

総合的に優れたスキルを有し、攻守共に大きな穴は無し。ポイントガードとしては圧倒的なサイズを誇り、常にスキルやサイズ、運動能力でミスマッチを生み出します。

2021年のドラフト上位指名候補にも名前が挙がるカニングハムは、今季のボブ・クージー賞の最有力候補者でしょう。

名門カンザス大を率いるビッグガード


カンザス大(KU)と言えば、小柄ながらも確かなスキルと勝負強さを備える玄人好みのガードの育成に定評のあるチーム。

今季、そんなKUのフロアリーダーを務めるのは登録身長6フィート5インチ(195.6cm)のビッグガード、マーカス・ギャレットです。

切れ味鋭いハンドリングと広い視野を誇るギャレットは、昨季チームトップの平均4.6アシストを記録。この数字は今年のドラフトにアーリーエントリーしたデボン・ドットソンと共にプレーした上での数字と考えると、今季は更に数字が跳ね上がってもおかしくありません。

加えて、KUのガードらしい嫌らしいディフェンスも魅力で、昨季はネイスミスディフェンシブプレーヤー賞、ESPNディフェンシブプレーヤー賞も受賞。

成功率60.9%のFTと32.7%の3PTが改善すれば、ドラフト1巡目指名も夢では無いのではと。名門KUが育てたビッグガードに注目です。

エナジー溢れるスコッティ・バーンズがガードに転向


今回の注目選手リストの中で1番のサプライズがフロリダ州立大(FSU)のスコッティ・バーンズの選出。

インサイドプレーヤーとしてカニングハムと共にモントバードアカデミーを支えたバーンズのポイントガード転向はどう転ぶでしょうか?

ビッグマンのガード転向と聞くと挑戦的にも響きますが、バーンズは高校時代からパスセンスに定評があり、オールラウンダーとして高い評価を得てきました。登録身長6フィート9インチ(205.7cm)に加え、長いウイングスパンを誇るバーンズがガードをこなせれば、フィジカル面で大きなアドバンテージ。

また、バーンズはリバウンドにも強く、リバウンドからボールをプッシュし、多くのイージーシュートを演出してくれるでしょう。

昨季の主力の多くがアーリーエントリーや卒業でチームを去ったFSUですが、高校時代にマクドナルドオールアメリカンにも選出されたMJ・ウォーカー、バーンズと同じくモントバードアカデミー出身のビッグマン、バルサ・コプリビチャと今季も充実のタレントが揃います。

タフなロールプレーヤー達とバーンズのセンスが噛み合えば、FSUは今季もカレッジの主役の1校となるでしょう。

強豪からも実力派ガードが選出

ビッグガードが目に付くボブ・クージー賞の注目選手リストですが、ベイラー大のジャレッド・バトラーやイリノイ大のアヨ・ドスンム、ビラノバ大のコリン・ギレスピーとFinal4の有力校からもキッチリと実力派ガードが選出されています。

スモールガードでは、2019年の全米制覇にも貢献したバージニア大のキーヘイ・クラーク(登録身長5フィート9インチ=175.3cm)が人気でしょうか?

フレッシュマンとしては、カニングハム、バーンズと並びゴンザガ大のジェイレン・サッグスが選出されています。

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