カレッジNo1ビッグマン、進撃のルカ・ガーザ

例年、NBAドラフトでは将来性を加味し、フレッシュマンが上位指名を受ける傾向に。その為、上位指名候補のフレッシュマンは、日本のNBAファンにも広く認知されています。今年で言えば、オクラホマ州立大のケイド・カニングハム、USCのエバン・モーブリー等がそうでしょう。

とは言え、学生スポーツであるカレッジバスケの中心は上級生。NBAファンからの知名度は低くとも、彼らの活躍無くして、カレッジバスケは成り立ちません。

皆さんは、今季開幕3試合で平均34得点9.7リバウンド2.7ブロックという、驚異的なスタッツを残してるビッグマンの存在をご存知でしょうか?

そのビッグマンの名前はルカ・ガーザ。昨シーズンの時点で、多くの個人賞を獲得した自カレッジNo1ビッグマンであるアイオワ大のシニアは、今季更なる飛躍を遂げ、カレッジバスケを支配しています。



昨季、カレッジを代表するビッグマンにステップアップ


昨シーズン、カレッジ最優秀センターに贈られるカリーム・アブドゥル-ジャバー賞をはじめ、多くの個人賞を獲得したカレッジNo1ビッグマン、ルカ・ガーザ。

アメリカで育った選手ですが、母親はボスニアヘルツェゴビナ出身で、ガーザのプレーからもどことなくヨーロッパのビッグマンの香りが感じられます。彼の親戚にはカレッジやプロで活躍したバスケットボール選手が溢れる、バスケットボール一家のサラブレッドです。

昨シーズンは平均得点を前年の13.1得点から23.9得点、平均リバウンドを4.5本から9.8本と飛躍的に向上させ、一躍カレッジを代表するビッグマンに。パワフルで多彩なポストプレー、広いシュートエリア、確かなパス技術を揃え、プレーの完成度も言う事無し。

昨シーズン終了時点で、NBAドラフトにアーリーエントリーをしていれば、高い確率で指名を受けた彼は、カレッジに残留し、4年間のカレッジキャリアを全うする道を選択します。

止まらないルカ・ガーザの進撃


昨シーズンの時点で、既に手の付けられないビッグマンだったガーザですが、今シーズンは開幕から彼の進撃が止まりません。

開幕初戦から26得点10リバウンドで快調なスタートを切ったかと思うと、続く2試合では41得点9リバウンド、35得点10リバウンドとモンスター級の活躍を。この2試合では、共に前半だけで30得点以上を記録しているという怪物ぶり...。彼が1試合を通して100%でのプレーを続けていれば、どんな数字を叩き出していたのでしょう。

2試合計76得点という数字は、アイオワ大の所属するカンファレンスにおいて、過去20年で最多の数字とのこと。

また、開幕からの3試合でFG成功率76%、3PT成功率62.5%、FT成功率80.8%という数字を残しているのですから、文句の付け様がありません。

ガーザの所属するアイオワ大は、今季のカレッジで最もビッグマンの層が厚いチームの1つ、ノースカロライナ大と対戦予定。

ここでもガーザがインサイドを蹂躙する様であれば、果たして彼を止められるチームは出てくるのでしょうか...

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