大型ガード、スコッティ・バーンズがカレッジデビューを飾る
フロリダ州立大(FSU)のフレッシュマン、スコッティ・バーンズ。
高校最後のシーズンは、フロリダのモントバードアカデミーでプレーし、オクラホマ州立大のケイド・カニングハムと共に"史上最強"と呼ばれたチームの主軸を務めました。(それ以前は州内のユニバーシティスクールでプレーし、今年ドラフト指名を受けたバーノン・キャリーともチームメイトでした。)
FSUに進学したバーンズは、高校時代のフォワードからポイントガードにコンバート。パワーフォワードサイズの彼がガードを務めるとあって、そのプレーには多くの期待が寄せられました。
FSUはシーズン開幕戦でノースフロリダ大をホームに迎え、86-58で快勝。
バーンズは司令塔の大役を全うし、8得点6リバウンド6アシストとバランスの良いプレーを見せてくれました。
また1人、大型ガードが誕生
高校時代にはU17、U19のUSA代表メンバーとして、2度の世界制覇を経験。パワーフォワードながらオールラウンドなプレーを持ち味とし、世代屈指のフォーワードと評され、ESPNランキングでは5位にランクされました。
大型ガードとしては、オクラホマ州立大のカニングハムが知られていますが、登録身長6フィート9インチ(205.7cm)のバーンズがポイントガードにコンバートされるとあって、そのデビュー戦には熱い視線が注がれました。
バーンズの出身校、モントバードアカデミーは、これまでにディアンジェロ・ラッセルやベン・シモンズ、RJ・バレットと言ったオールラウンダーの名産地とあって、バーンズへの期待も自ずと高まります。
強豪FSUのメインハンドラーを務めたバーンズは、試合早々に広い視野から的確なパスを供給し、アシストを記録。たった1つのプレーで、自身のガードへの適性を示しました。
その後もリバウンドからの速攻などで的確なパスを供給。合計6アシストで、格下相手とは言え、非凡なセンスでガードへの転向が奇策ではないことを証明しました。
8得点6リバウンド6アシストの数字だけ見れば、インパクトはそこまで強くないかもしれないけれど、中身を見ればスケールの大きさを感じさせる濃密なデビュー戦に。
僕は今年のフレッシュマンを"近年で最高"と思っているけれど、カニングハムやバーンズをはじめ、格下相手にオラつかず、サラッとセンスの良いプレーを見せてくれるので、やっぱり今年のフレッシュマンは一味違います。
次戦以降ではインディアナ大、フロリダ大と強豪との対戦が予定され、バーンズの真価が試されます。
将来的にはドレイモンド・グリーンタイプに?
上々のデビューを見せたバーンズですが、元々パワーフォワードだった彼はリバウンドにも強く、サイズやフィジカルもフォワードとして十分NBAの水準。長いウイングスパンからは、ディフェンスでの期待も。
オフェンスではハンドラーを務め、ディフェンスではインサイドもカバーする、ドレイモンド・グリーンを更に現代的にアップデートした様なプレーヤーになるんじゃないかと。
今年のドラフトでもパトリック・ウィリアムズ、デビン・バッセルと2wayプレーヤーを送り出しているFSUでのプレーも、プラスに働きそう。
ここまで良い事ばかりを書きましたが、アウトサイドのジャンパーにはまだま不安も。ディフェンスもFSUのシステムに馴染むにはもう少し時間が必要かも。カレッジのフレッシュマンなので、弱点の1つや2つがあって当然なのですが...。
個人的にscottie barnesは大好きな選手の一人なので活躍してくれると嬉しいです
返信削除コメントありがとうございます。
削除彼、良いプレーヤーですよね。
初戦は大人しかったので、徐々に彼らしいエモーショナルな所を出して来てほしいです。
返信ありがとうございます!
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