サンライズクリスチャンがモントバードの連勝記録を止める

アメリカ高校バスケ界屈指の強豪校、フロリダ州のモントバードアカデミー。

ディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズ、RJ・バレット等を輩出している同校は、ケイド・カニングハム(オクラホマ州立大)、スコッティ・バーンズ(フロリダ州立大)、デイロン・シャープ(ノースカロライナ大)の3人のマクドナルドオールアメリカンを擁し、昨季を25勝0敗で無敗のまま終えた。

主力がカレッジに旅立つも、昨季経験を積んだメンバーに加え、全米屈指のビッグマンであるジェイレン・デューレンが加入したモントバードアカデミーは、今季も21勝0敗と連勝街道を突き進み、その連勝記録を46にまで伸ばしていました。

2シーズンに渡って築き上げた連署記録が遂に終わりを迎えた。

モントバードアカデミーを止めたのはカンザス州のサンライズクリスチャンアカデミー。延長戦にもつれ込んだ激戦に69-66で勝利。

1月9日の同カードでは、モントバードアカデミーが58-52で勝利していましたが、サンライズクリスチャンアカデミーがリベンジを果たした形となりました。無敗を維持し、全米上位校であるサンライズクリスチャンアカデミー、IMGアカデミー、アリゾナコンパスプレップの全てに勝利していたモントバードアカデミーが遂に敗れた事で、今季の高校全米No1争いは更に熱を帯びていきそうだ。

全てを決めたケネディ・チャンドラー


結果論だけれど、この試合の全てを決めたのは、サンライズクリスチャンアカデミーのケネディ・チャンドラーが第4クオーター終了のブザーと共に沈めた3PTだったのだと思う。このシュートが決まらなければ延長に突入する事も無かったので、当然と言えば当然ですが。

終始に渡って試合を優位に進めたのはモントバードアカデミー。彼等からは46連勝の中で築き上げられた自信が感じられ、第4クオーター残り2分を切ってサンライズクリスチャンアカデミーが逆転に成功した時でさえ、モントバードアカデミーが更に捲るのだろうと思ってしまった。事実、逆転を許した直後にモントバードアカデミーは再逆転に成功し、ケイレブ・ヒュースタンの3PTが決まると、残り15秒を切った時点で4点リードと勝利をほぼ手中に収めました。

結局最後はモントバードアカデミーが勝ってしまうのだろう、そんな空気を一掃したのが、ケネディ・チャンドラーの同点3PTでした。第4クオーター、残り7秒。エンドスローからボールを受けたチャンドラーは、ダリク・ホワイトヘッドにディフェンスを受けながらボールをフロントコートに運び3PTを放つと、そのシュートは綺麗にリングを通過した。

チャンドラーのビッグプレーで息を吹き返したサンライズクリスチャンアカデミーは、延長戦で主導権を握り、粘るモントバードアカデミーを勢いで振り切った。

チャンドラーはこの試合で19得点6リバウンド6アシスト。試合を通した活躍は無かったが、終盤でステップアップし、流石高校No1ガードと言えるパフォーマンスにまとめあげた。

敗因となった2つの3PT

延長では劣勢に立たされたモントバードアカデミーでしたが、決して逆転のチャンスが無かった訳ではありません。

オールコートディフェンスを仕掛け、決死のディフェンスで再度サンライズクリスチャンアカデミーを追い詰めます。しかし、ここで致命的なミスを犯してしまったのがモントバードアカデミーのジュニア、ダリク・ホワイトヘッド。そうです、僕の推しメンです。

同点に追いつくチャンスの速攻の場面で攻め急いだ3PTをミス、更には自身の好ディフェンスで得たボールでもすぐに3PTを放ち落してしまうボーンヘッド2連発。流れを変えるビッグプレーを決める事が出来るのが彼の魅力だが、エースシューターのヒュースタンが好調だっただけに、落ち着いてヒュースタンにボールを繋げる事が出来ていれば結果は違っていたかもしれない。

笑うベイラー大

この試合を受け、歓喜に満ち溢れているのはサンライズクリスチャンアカデミーだけではないかもしれません。

ゲームハイの21得点を上げたサンライズクリスチャンアカデミーのアスレティックなウイング、ケンドル・ブラウンと、序盤にモントバードアカデミーを牽引し、延長戦でも反撃の狼煙を上げるタフショットを沈めたラングストン・ラブは揃ってベイラー大への進学を予定している。

今季の高校No1決定戦とも言えるカードで、入学予定の2人がこの上ない活躍を見せたことは、目下APランキングで全米2位にランクインする強豪にとっても嬉しいニュースのはず。

ちなみに、チャンドラーはテネシー大、ヒュースタンはミシガン大、モントバードアカデミーの司令塔、ライアン・ネンバードはクレイトン大への進学を予定しています。

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