高校バスケ全米最優秀選手賞、ネイスミス賞は誰の手に?

 アメリカ高校バスケットボールの年間最優秀プレーヤーに贈られるネイスミス賞。バスケットボールを生んだネイスミス博士の名を冠したこの賞は、過去にジェイソン・キッド、コービー・ブライアント、レブロン・ジェームスも受賞している栄誉ある賞。

今年もこの賞のセミフィナリスト10名が発表されました。

氏名学年ポジションESPNランキング所属進学予定
パオロ・バンチェロシニアF3位オデアハイスクールワシントン州デューク大
イマニ・ベイツジュニアF1位イプシプレップアカデミーミシガン州ミシガン州立大
ケネディ・チャンドラーシニアG10位サンライズクリスチャンアカデミーカンザス州テネシー大
JD・デイビソンシニアG11位カルフーンスクールアラバマ州アラバマ大
ジェイレン・デューレンジュニアC2位モントバードアカデミーフロリダ州未定
ジェイデン・ハーディシニアG2位コロナドハイスクールネバダ州未定
チェット・ホルムグレンシニアC1位ミネハハアカデミーミネソタ州未定
ケイレブ・ヒュースタンシニアF7位モントバードアカデミーフロリダ州ミシガン大
ハンター・サリスシニアG13位ミラードノースハイスクールネブラスカ州未定
ジャバリ・スミスJrシニアF5位サンディクリークハイスクールジョージア州オーバーン大


今回も近年の受賞者の傾向から、今年の有力候補を予想していきます。

過去の受賞者は?

まずは近年の受賞者から見ていきましょう。

受賞年氏名学年ESPNランキング所属備考
2016ロンゾ・ボールシニア4位チノヒルズハイスクールシーズン無敗
2017マイケル・ポーターJrシニア2位ネイサンヘイルハイスクールシーズン無敗
2018RJ・バレットシニア1位モントバードアカデミーシーズン無敗/GEICOナショナルズ優勝
2019アイザイア・スチュワートシニア3位ラルミエールスクールGEICOナショナルズ準優勝
2020ケイド・カニングハムシニア2位モントバードアカデミーシーズン無敗

改めてチェックしみて驚いたけれど、過去5年の受賞者の内、4人はシーズン無敗のチームから。2019年の受賞者、アイザイア・スチュワートが所属したラルミエールスクールも、実質的な全米No1決定戦であるGEICOナショナルズの決勝でIMGアカデミーに敗れるまでは、シーズン無敗を維持していました。

また、過去5年の受賞者は皆シニアでESPNランキング上位にランクされた選手です。

では、

・全米屈指の強豪校に所属
・シニア
・ESPNランキング上位という

3つの条件から今年の候補者を見ていきましょう。

有力候補はヒュースタンとチャンドラーか

今年の候補者で、上の条件全てを満たしているのは、モントバードアカデミーのケイレブ・ヒュースタンとサンライズクリスチャンアカデミーのケネディ・チャンドラーでしょうか。

カナダ出身の大型シューター、ケイレブ・ヒュースタンは、正確無比なアウトサイドシュートで、モントバードアカデミーのオフェンスを牽引。昨季をシーズン無敗で終えたモントバードアアカデミーは、ヒュースタンの活躍もあり今季も無敗を継続。昨季から続く連勝記録を41に伸ばしています。

ケイレブ・ヒュースタン

サンライズクリスチャンアカデミーの司令塔、ケネディ・チャンドラーは電光石火のクイックネスでディフェンスを切り裂き、広い視野からチームメイトに的確なパスを供給する正統派。今季の高校No1ガードの評価も得ています。

ケネディ・チャンドラー

ヒュースタン、チャンドラー共に素晴らしいプレーヤーですが、高校No1プレーヤーかと言われるとちょっとしっくり来ない感じ。

今季、まだシーズン5試合しか高校のチームとしてはプレーしていませんが、チームを勝たせる事が出来れば、ミネハハアカデミーのチェット・ホルムグレンも面白いんじゃないかと。

ホルムグレン擁するミネハハアカデミーは、現地時間2月6日に全米屈指のタレント校、IMGアカデミーと対戦予定で、この大一番に勝利すれば大きなアピールに。ホルムグレンはESPNランキングも1位で、今季の高校バスケ界の顔と呼べるプレーヤー。彼が受賞すれば私的には納得。

チェット・ホルムグレン

新型コロナの影響で、高校バスケのシーズンはまだ開幕したばかりで、州によってはまだ開幕していない所も。

例年とは異なるスケジュールの中、徐々に本格化する高校バスケ。大本命不在の高校最優秀選手賞を誰が取るのか、という所を意識しながら試合を見ても面白そうです。

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