ケイド・カニングハムがカンファレンス最優秀選手賞と新人賞をW受賞
オクラホマ州立大のフレッシュマンガード、ケイド・カニングハム。
2021年のNBAドラフトで1位指名有力候補に名前が挙がる逸材がカンファレンスのシーズン最優秀選手賞、最優秀新人賞を同時受賞した。オクラホマ州立大の所属するカンファレンスであるBig 12は、ベイラー大、カンザス大、テキサス工科大、テキサス大等がひしめくカレッジ屈指の激戦区。
フレッシュマンでカンファレンスの最優秀選手賞を受賞したのはケビン・デュラント、マイケル・ビーズリー、マーカス・スマートに次いで史上4人目の快挙だ。
昨季はカンザス大のビッグマン、ユドカ・アズブーキが同賞を受賞している。
What a season for Cade Cunningham 👏
— ESPN (@espn) March 22, 2021
- Big 12 player of the year and Big 12 freshman of the year (third player to win both)
- Season averages: 20 PPG, 6.3 RPG, 3.5 APG
- First-team All-American
- Wooden Award finalist
- Projected No. 1 pick pic.twitter.com/niodr8cs2w
カニングハムがカレッジでも個人賞を積み上げる
2013年のマーカス・スマート以来初めてフレッシュマンでBig 12の最優秀選手賞を受賞したケイド・カニングハム。
平均19.7得点6.3リバウンド3.5アシストというスタッツもさることながら、攻守でオクラホマ州立大を牽引し、強豪揃いのBig 12でチームを11勝7敗の勝ち越しに導いた事も受賞の大きな要因だろう。
シーズンを通じて1桁得点が僅か1試合という異次元の安定感と成熟したオールラウンドなスキルに加え、2月28日の対オクラホマ大戦ではキャリアハイの40得点を叩き出し、爆発力でもカレッジ屈指である事を証明した。
カニングハムの活躍はこの賞に十分値するレベルの活躍だったが、ベイラー大をカンファレンスで13勝1敗の好成績に導いたジャレッド・バトラーが受賞していても良かった気も。
オクラホマ州立大の好成績におけるカニングハムの貢献度の大きさが評価されたのでしょうね。
オクラホマ州立大のNCAAトーナメント出場は?
前アシスタントコーチのラモント・エバンスによるリクルートに関する贈収賄のペナルティとして、今シーズン開幕前に1年間のポストシーズン出場禁止=NCAAトーナメント出場禁止を言い渡されていたオクラホマ州立大。
僕もてっきり今季はどんなに勝ったとしてもNCAAトーナメントへの出場は無いと思い込んでいたんだけれど、どうやらそれは間違っていた様。
オクラホマ州立大はNCAAからのペナルティに対してアピール(控訴)しており、その結果が出るまではNCAAトーナメントに出場する権利がある模様。
注目プレーヤーのケイド・カニングハムの活躍をNCAAトーナメントで見たいのは当然だけれど、だからと言ってキチンと対処しないのもどうなのかという複雑な気持ち。目下APランキングで全米12位にランクされるオクラホマ州立大はNCAAトーナメント出場が現実的な位置に付けていますが、後はNCAAの判断に注目です。
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