NBAドラフト2021:テレンス・クラークがドラフトエントリーへ
アメリカカレッジバスケはNCAAトーナメントも始まり、今シーズンも佳境に。シーズン終了のチームが出る中、今年のNBAドラフトへのエントリーを表明するプレーヤーも出てきている。
テレンス・クラーク
ケンタッキー大のフレッシュマン、テレンス・クラークもNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明した1人。故障によりシーズンの多くを欠場したが、カレッジにはもう戻らない意志を表明し、エージェントとも契約を結ぶ様だ。
#Blessed pic.twitter.com/TDmKqFcnDG
— Terrence Clarke (@terrenceclarke_) March 19, 2021
テレンス・クラーク
ポジション:SG
所属:ケンタッキー大
生年月日:2001年9月6日
登録身長:6フィート7インチ(200.7cm)
出身:ブリュースターアカデミー(ニューハンプシャー州)
ESPNランキング:10位(class of 2020)
主な受賞歴: マクドナルドオールアメリカン(2020)
スタッツ
ハイライト
※ハイライトは高校時代。公式からカレッジのハイライト出れば差し替えます。
将来性豊かなオールラウンダー
高校バスケ界の名門、ブリュースターアカデミー出身のテレンス・クラーク。class of 2021からの学年変更後も、ESPNランキングでclass of 2020の10位にランクされ、当然のごとくマクドナルドオールアメリカンにも選出された学年屈指のエリートプレーヤーだ。
Class of 2021 top-three prospect Terrence Clarke killed it at the NBPA TOP 100 Camp.
— Bleacher Report (@BleacherReport) July 3, 2019
Coach and former NBA player Ricky Davis thinks he was one of the best players there 🔥 pic.twitter.com/yc6p8Z1gdK
高校卒業後は多くの有望プレーヤーをNBAに輩出する"NBAプレーヤー養成所"のケンタッキー大へ進学し、カレッジでの活躍を嘱望されたが、故障もあり期待通りの活躍とは行かず。まだカレッジに残っても良いのでは?と思っていたけれど、NBAへの道を選んだようだ。
華麗なハンドリングから繰り出されるスキルフルなが魅力のプレーヤーで、6フィート7インチの登録身長はウイングとしては高水準。高校も名門出身とあって、プレーもアンセルフィッシュで、将来性は高い。
しかし、カレッジではフィジカルの差に苦しみ、持ち前のスキルもカレッジの強度の前に歯が立たず、器用貧乏に終わった感は否めない。故障もあり、出場は僅か8試合に留まったが、アウトサイドシュートでも安定感を欠いた。
2巡目ならば賭けてもいいかも
シーズン開幕前はロッタリーでの指名が有力視されたクラークだが、その評価は大きく下がり2巡目に。しかし、見方を変えれば、高校時代に学年TOP10に入ったタレントを2巡目で取れるのであれば指名チームにとっては悪くない話。
確かにカレッジでは苦戦をしたけれど、サイズや運動能力に関しては十分に1巡目水準にあり、育成次第で数年後に大化けしている姿も想像できる。
ちなみに彼はマサチューセッツ州出身でボストンセルティックスのジェイソン・テイタムやジェイレン・ブラウンとも共にワークアウトをした仲との事。セルティックスに指名されれば、共に幸せになれるんじゃないかなぁ。
ケンタッキー大は同じくフレッシュマンのアイザイア・ジャクソンとBJ・ボストンも今年のドラフトへのアーリーエントリーを表明している。
先日、知ったのですが事故でお亡くなりになったようですね。
返信削除線は細いですが、器用な感じでプロでも期待していたのに残念です。