推しメンのマイケル・フォスターが進路を3つに絞る

今年の高校最上級生、class of 2021の推しメンの1人、マイケル・フォスター。

ESPNランキングで学年6位にランクされる注目株が、卒業後の進路を絞った。彼が進路に残した選択肢はジョージア大、フロリダ州立大のNCAAディビジョン1の2校とGリーグ。兼ねてからプロ入りが有力視されていたフォスターは、やはりGリーグへの可能性を残してきた。

今季Gリーグに進んだ、ジェイレン・グリーンやジョナサン・クミンガ等が成功と呼べるシーズンを過ごしただけに、フォスターがGリーグに進んだとしても驚きはない。

今っぽいビースト系、マイケル・フォスター

※青の背番号11がフォスター。

ディアンドレ・エイトンを輩出したアリゾナ州のヒルクレストプレップでプレーするマイケル・フォスター。

学年屈指のインサイドプレーヤーとして知られ、上のハイライトの試合では、ESPNランキング3位のパオロ・バンチェロ(黒の背番号35)との直接対決でも勝利を収めた。

強靭なフィジカルを誇り、インサイドで暴れまわる野獣系のプレーヤーであると同時に、巧みなハンドリングと多彩なステップワークを持ち、アウトサイドシュートも得意とする現代的なプレーヤー。

シュートセレクションには難があり、時にはタフショットを乱発する迷惑系の一面も。僕は強化版アントワン・ウォーカーの様なプレーヤーかなと思っていたりします。

進路は大きく分けてカレッジとGリーグに分かられるけれど、カレッジであればフロリダ州立大がゴリゴリしたフォスターのイメージに合いそう。強豪ひしめくカンファレンス、ACCで近年好成績を残し、ディフェンスに優れるフロリダ州立大は、フォスターの成長の場としても良いでしょう。

フィジカル、スキル共に既に一定以上に仕上がっているフォスターであれば、カレッジをスキップして大人の世界であるプロに飛び込むというのも違和感は無い。NBAでは身長、ウイングスパンでアドバンテージの取れるプレーヤーでは無く、ポテンシャルよりも技術の完成度を売りにするのがフォスター。早くからプロを経験しておくのは、彼の成長においてもプラスだろう。

プロに行きそうな匂いがプンプンしているけれど、チーム一丸となって勝利を目指すカレッジの試合と比較すると、より"個"が強いGリーグの試合はちょっと淡泊で物足りなさも。

カレッジに行くにしろ、プロに行くにしろフォスターの成功を願います。

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