class of 2023の気になるプレーヤー2人
ESPNによる有望高校生ランキングが更新されたので、class of 2023(2023年高校卒業予定)から気になっているプレーヤー2人を。
この学年ではレブロン・ジェームズ長男のブロニー・ジェームズや、SNSで抜群の人気を誇るマイキー・ウィリアムズが日本でも高い知名度を誇る。
来季ジュニア(日本の高2相当)となるこの学年。身体的な成長に伴い、これから頭角を現すプレーヤーも出てくるだろう。
Updated ESPN 25 rankings from the Class of 2023 @paulbiancardi pic.twitter.com/TRioLh0nIr
— Who's Next (@WhosNextHS) April 21, 2021
デュワン・ワグナーJr(DJ・ワグナー)
所属:カムデンハイスクール(ニュージャージー州)
ESPNランキング:1位
ポジション:PG/SG
身長:6フィート3インチ(190.5cm)
ハイライト
大人びたプレーを見せるバスケ一家のサラブレッド
知名度では前述のブロニーやマイキーに劣るが、この学年で不動の学年1位の評価を受けるのがカムデンハイスクールのコンボガード、DJ・ワグナー。
その名前から分かる通り、父は高校時代に1試合100得点を達成した"あの"デュワン・ワグナーで、祖父もNBAでプレーしたミルト・ワグナー。DJがNBA入りを果たし、祖父から3代続いてのNBA入りとなれば史上初の快挙との事だ。
フレッシュマンのシーズンから、強豪のカムデンハイスクールでエースの一角を担い、下級生とは思えない大人びたプレーを見せている。判断力に優れ、ステップワークやフィニッシュも多彩。得点力は既に高校トップレベルの水準にある。
ハイライトだけ見るといささか地味かもしれないけれど、高校の下級生で彼ほど仕上がっているプレーヤーは中々おらず、学年No1の評価も納得だ。
今季はエースとしてチームをシーズン無敗に導き、高校スポーツに特化したウェブサイトのMaxPreps選出の学年最優秀選手賞も受賞している。
高校のコーチは元NBAプレーヤーにしてNBAでのコーチング経験も豊富なリック・ブランソン。ブランソンの指導の下、これからの成長も楽しみな伸び盛りのプレーヤーだ。
ベイ・フォール
所属:ルスランハイスクール(コロラド州)
ESPNランキング:4位
ポジション:C/PF
身長:6フィート11インチ(210.8cm)
ハイライト
セネガル出身の原石
セネガル出身のビッグマン、ベイ・フォール。初めて彼を見たのは有望下級生を集めて開催されたキャンプのオールスターゲーム。(今の時代はそんな試合も配信で日本から見られるのは有難い限りです。)
恵まれたサイズ、抜群の機動力に加え、非凡なセンスを見せるフォールのプレーは有望下級生の達の中でも一際輝いていた。言うまでもなく、まだまだ素材型のプレーヤーだが、ハンドリングとシューティングセンスに優れ、ディフェンスでは守護神としてペイントエリアを死守する。
現代的なビッグマンに求められる要素をキッチリ抑え、現役のNBAプレーヤーではデンバーナゲッツのボル・ボルがイメージに近いだろうか。
この手のタイプは順調に成長しないケースも少なくないが、スキルが固まりプレーが安定してくれば、学年No1プレーヤーとなっても驚きはないスケールの大きなプレーヤーだ。
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