デューク大のエース、マシュー・ハートもNBAドラフトへ

続々とカレッジプレーヤーがNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明する中、デューク大のソフォモア、マシュー・ハートもNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明した。

ハートは昨季チームトップの18.3得点6.2リバウンドを記録。インサイドプレーヤーながらアウトサイドシュートを得意とし、3PT%は44.4%と高い数字を誇った。

デューク大のエース、マシュー・ハート


昨シーズン不振にあえいだデューク大。NCAAトーナメントへの最後の望みをかけて挑んだカンファレンストーナメントも、チーム関係者から新型コロナ陽性者が出た事により、途中棄権でシーズンを終えた。デューク大がNCAAトーナメント出場を逃したのは1995年以来の事だった。

エースとして苦戦が続くチームを牽引したのがマシュー・ハート。高校時代はESPNランキングで学年11位にランクされ、2018年にはU18USA代表にも選出された。勿論、マクドナルドオールアメリカンにも選ばれている。

デューク大入学後もハイレベルなシューティングスキルを見せ、カレッジ2シーズン目の昨季は多彩な得点スキルで18.3得点を記録。カンファレンス内で最も成長を見せたプレーヤーに贈られるACC Most Improved Playerも受賞した。

3PTシュートを得意とし、プルアップジャンパーやフェイドアウェイもお手の物。オフェンススキルに限れば、カレッジで最も現代的なスキルセットを誇るインサイドプレーヤーだろう。


上のツイートによれば、ハートはNCAAディビジョン1でも最も得点効率に優れるスコアラーの1人だ。

洗練されたオフェンススキルを揃える一方でディフェンスは懸念事項。フィジカルは強化されてきているが、サイズや運動能力は平凡。ディフェンスでは穴となる可能性がある。

ディフェンスに目を瞑れば、シューティングスキルは20歳のインサイドプレーヤーとは思えない程高く、2巡目以降でハートを指名出来るのだからお買い得。チームのニーズと合致されすれば、コストパフォーマンスの良い指名になりそうだ。


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