チェット・ホルムグレンがSI誌選出の高校最優秀選手賞を受賞
米大手スポーツ誌のSports Illustrated(SI)。今年もSIが高校オールアメリカンと高校最優秀選手賞を発表した。
昨年がジェイレン・グリーンが選出された最優秀選手賞を受賞したのはミニハハアカデミーのビッグマン、チェット・ホルムグレン。ESPNランキングでも学年1位にランクされるホルムグレンが選ばれるという順当な結果となった。
ちなみにホルムグレンは今年のNCAAトーナメントで活躍したゴンザガ大のジェイレン・サッグスと同じ高校に所属し、チームメイトとしてプレーしていた。AAUでもチームメイトで小学生の頃からの知り合いらしい。
また、オールアメリカンの1stチームに選出されたのは
- パオロ・バンチェロ
- マイケル・フォスター
- ケネディ・チャンドラー
- ジェイデン・ハーディ
- イマニ・ベイツ
の5人。最上級生以外ではジュニア(日本の高2相当)からイマニ・ベイツが選出されている。
The wait is over... ‼️
— The Naismith Trophy (@NaismithTrophy) March 11, 2021
Our 2021 @jerseymikes Naismith HS Boy's Player of the Year award winner @ChetHolmgren was presented with his trophy this evening 🏀🏆 pic.twitter.com/Ye6mkv5IIm
チェット・ホルムグレン
学年:シニア(class of 2021)
所属校:ミニハハアカデミー(ミネソタ州)
ポジション:PF/C
進学予定先:未定
ハイライト
パオロ・バンチェロ
学年:シニア(class of 2021)
所属校:オデアハイスクール(ワシントン州)
ポジション:PF
進学予定先:デューク大
ハイライト
マイケル・フォスター
学年:シニア(class of 2021)
所属:ヒルクレストプレップ(アリゾナ州)
ポジション:PF
進学予定先:未定
ハイライト
ケネディ・チャンドラー
学年:シニア(class of 2021)
所属校:サンライズクリスチャンアカデミー(カンザス州)
ポジション:PG
進学予定先:未定
ハイライト
ジェイデン・ハーディ
学年:シニア(class of 2021)
所属校:コロナドハイスクール(ネバダ州)
ポジション:SG
進学予定先:未定
ハイライト
イマニ・ベイツ
学年:ジュニア(class of 2022)
所属:イプシプレップアカデミー(ミシガン州)
ポジション:SF
進学予定先:ミシガン州立大
ハイライト
今年はオールラウンドなインサイドプレーヤーが豊作
ジェイレン・グリーンやケイド・カニングハム等がいた昨年と比較すると、今年の最上級生達はちょっと小粒な印象だが、現代風なオールラウンドなインサイドプレーヤーが豊作。
最優秀選手賞を受賞したチェット・ホルムグレン、パオロ・バンチェロ、マイケル・フォスターの3人は揃ってガードやウイングの様なスキルを備える。こういったタイプのプレーヤーが今後のスタンダードになるのかもしれない。
ガードで選出されたケネディ・チャンドラーは所属校をGEICOナショナルズの決勝に牽引し、高校No1ガードと評され、ウイングのジェイデン・ハーディは世代屈指の爆発力を誇るスコアラーだ。
下級生で唯一選出されたイマニ・ベイツは"レブロン・ジェームズ以来最高の高校生"との声も上がる大器。学年変更をし、卒業を早めるという噂が度々流れるが、高校トップレベルのチームであるAZコンパスプレップとの対戦では3得点に抑え込まれており、フィジカルを強化してからでも遅くはないのではというのが私見。
ホルムグレン、バンチェロ、ハーディの3人は進学先を決定しておらず、この中からはカレッジではなくGリーグに進むプレーヤーが出てくるかもしれない。
今回選出されたプレーヤー達が2022年NBAドラフトの上位指名に食い込んでくる事は間違いないだろう。
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