class of 2021:残る大物プレーヤー達の進路は?
今夏高校を卒業するclass of 2021。この学年でNo1プレーヤーと評されたチェット・ホルムグレンも遂にゴンザガ大へのコミットを表明した。
多くの有望高校生は既に進路を決定しているが、中にはまだ進路を決めていない大物も。ESPNランキングで学年TOP10位内にランクされるNBA入りが有力視されるプレーヤーの中でも、まだ進路を公表していないプレーヤーが3人いる。
今回はその3人と、ESPNランキングで12位にランクされるタイタイ・ワシントンの有力進路候補をまとめる。
Top 12🙏🏽 pic.twitter.com/INAagFKFCC
— J Hardy (@JadenHardy1) April 17, 2020
ジェイデン・ハーディ
所属:コロナドハイスクール(ネバダ州)
ESPNランキング:2位
有力候補:アリゾナ大/アリゾナ州立大/ジョージア大/UCLA/テキサス工科大/ジョージタウン大/オレゴン大/ケンタッキー大/ミシガン大/メンフィス大/カンザス大/イリノイ大
ハイライト
高校No1の爆発的なスコアラー
昨季の高校バスケ界でNo1の爆発力を誇ったスコアラー、ジェイデン・ハーディ。シーズン途中でチームを去ったが、シーズン序盤に見せたスコアリングパフォーマンスは圧巻だった。
上記の有力候補は2020年4月にTwitter上で公表されたものであるが、現在ではハーディはプロに進むだろうという見方が強い。また、プロ以外では上記12校の中からケンタッキー大とUCLAが有力と見られる。
一度入り出したら止まらないアウトサイドシュートを誇るハーディは、完成度の高いスコアラーでカレッジをスキップしても驚きはない。
パトリック・ボールドウィンJr
所属:ハミルトンハイスクール(ウィスコンシン州)
ESPNランキング:4位
有力候補:UCLA/バージニア大/ウィスコンシン大/デューク大/ノースカロライナ大/ミシガン大/ケンタッキー大/ジョージタウン大/ノースウェスタン大/ウィスコンシンミルウォーキー大
ハイライト
正確無比なアウトサイドが売りの大型シューター
僕の推しメン、パトリック・ボールドウィンJr。6フィート9インチ(205.7cm)の身長とオールラウンドなスキル、正確無比なアウトサイドシュートを誇る学年屈指の大型シューターで、献身的なプレースタイルは好印象。コーチ受けが良いのも納得だ。将来的には"一回り大きなクレイ・トンプソン"になれるポテンシャルを備えている。
2020年5月にTwitterで公表した上記の進学先候補の中で、最も有力視されるのがデューク大とウィスコンシンミルウォーキー大の2校。one and doneの名産地であるデューク大が有力候補に挙がるのは納得だが、ウィスコンシンミルウォーキー大が候補に挙がるのはボールドウィンの父が同校で務めているからだ。
デューク大には既にパオロ・バンチェロやエイドリアン・グリフィンJr等、有望高校生がコミット済みでボールドウィンもそこに加われば彼等と鎬を削ることになるが、ウィスコンシンミルウォーキー大に進めば絶対的エースとしての活躍が期待される。
マイケル・フォスター
所属:ヒルクレストプレップ(アリゾナ州)
ESPNランキング:7位
有力候補:NBAGリーグ/フロリダ州立大/ジョージア大
ハイライト
パワフルでスキルフルな現代的なインサイドプレーヤー
これまた僕の推しメン、マイケル・フォスター。強靭なフィジカルと高い運動能力にオールラウンドなスキルまで備える現代的なインサイドプレーヤー。
ステップバックやプルアップからの3PTも得意するが、アウトサイドシュートやタフショットに頼る傾向があり、シュートセレクションには難あり。フィジカルや運動能力を強化したアントワン・ウォーカーというのが僕の印象。
今年4月に公表した進路の候補はフロリダ州立大、ジョージア大の2校に加えて、Gリーグの3つ。
Gリーグが最有力候補と見られ、既にフィジカルやプレースタイルが仕上がっている彼の様なタイプは、早くにプロに挑戦した方が後の成長には良いかもしれないですね。
タイタイ・ワシントン
所属:AZコンパスプレップ(アリゾナ州)
ESPNランキング:12位
有力候補:ベイラー大/カンザス大/アリゾナ大/ケンタッキー大/オレゴン大/LSU
ハイライト
闘志溢れるスコアリングガード
昨季、実質的な高校No1決定戦であるGECIOナショナルズでベスト4に進出したAZコンパスプレップのエース、タイタイ・ワシントン。昨季の高校バスケで最も評価を上げたプレーヤーの1人だろう。
元々はクレイトン大にコミットしていたワシントンだが、クレイトン大のHCであるグレッグ・マクダ―モットが人種差別的な発言をし、一時的に大学から停職処分を受けた事で、ワシントンはクレイトン大へのコミットを撤回した。
上記の有力候補6校は4月18日に公表されたばかり。今月中には新たな進学先を決める予定とされている。
強気なプレーと勝負強いシュート力が売りのワシントンは、ベイラー大やカンザス大に合いそう。ベイラー大に進学すれば、NBAドラフトにアーリーエントリーしたデイビオン・ミッチェルが抜けた穴を補ってくれるだろう。
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