高校No1シューター、パトリック・ボールドウィンJrはミルウォーキー大へ

class of 2021で1番の推しメン、パトリック・ボールドウィンJrが遂に進路を決定。

進路の有力候補として、NBAプレーヤーの名産地であるデューク大の名前も挙がったが、ボールドウィンが進路に選んだのは彼の父がヘッドコーチを務めるUniversity of Wisconsin–Milwaukee(ミルウォーキー大)。

ミッドメジャーであるホライゾンリーグに所属するミルウォーキー大は昨季シーズン成績10勝12敗(カンファレンス成績7勝10敗)でカンファレンス8位。高校No1シューターであるボールドウィンの加入で2014年以来のNCAAトーナメント出場を果たす事が出来るだろうか?



高校No1シューター、パトリック・ボールウィンJr


ウィスコンシン州のハミルトンハイスクールでプレーするパトリック・ボールドウィンJr。

身長6フィート9インチ(205.7cm)のコンボフォワードで、高精度のアウトサイドシュート、多彩なステップワークを誇る学年No1のシューターだ。

単にシュートが上手いだけでなく、高校時点での巧みなステップワークを備えているという点では、ジェイソン・テイタムに通ずるかも。

NBAでもシューターの需要が高まって久しく、高校レベルでもアウトサイドシュートを得意とする大型プレーヤーは増加。

しかし、ボールドウィン程のサイズとシュート精度のコンビネーションは稀。近年でもNo1のスケールを誇るシューターだろう。

その上、献身的なチームプレーヤーで、ディフェンスも真面目ときているのだから、コーチ人気の高さも納得。

高校ラストシーズンの大半を故障で棒に振ったが、健康でさえあれば、全米中のどのチームからも必要とされるタレントだとう。

進学先候補には名門デューク大の名前が挙がるも

ボールドウィンの進路候補には、ミルウォーキー大の対抗馬として名門デューク大の名前も。

近年のデューク大には、全米トップクラスの高校生プレーヤーが集まり、1年でNBAドラフトにアーリーエントリーするone and doneのプレーヤーも多数。NBA入りを目指すという点では、全米で最も人気の高いカレッジの1つだろう。

しかし、彼が進路として選んだのは、実父がコーチを務めるミルウォーキー大。

強豪からリクルートを受けながら、実父がコーチを務めるチームに進んだパターンでは、ミズーリ大に進んだ現デンバーナゲッツのマイケル・ポーターJrが思い出される。

デューク大には、PFのパオロ・バンケロ、SFのAJ・グリフィン(エイドリアン・グリフィンの息子)と両フォワードポジションに高校屈指のプレーヤーがコミット済み。タレント揃いのデューク大では、ボールドウィンのプレーの幅も限られる可能性もあり、オールラウンドなプレーを磨くという視点で見れば、ミルウォーキー大への進学は賢い選択かもしれない。

メディア露出を考えればデューク大の方が良いのだろうけれど、2019年のジャー・モラント、2020年のオビ・トッピンとミッドメジャーから上位指名を受けるプレーヤーが出ているので、活躍すればそこも問題ないだろう。(デュークの方がESPNプレーヤーでは多くの試合を見る事が出来たろうからそこはESPNさん頑張って下さい、お願いします。)

下級生の頃から推してきたプレーヤーなので、カレッジでの成功を強く願っています。


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